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・南稜焼酎品評会(2019/1/11)

・南稜焼酎品評会(2019/1/11)

1月11日(金)南稜焼酎品評会と意見交換会が行われ、NHKで放映されました。

高校生が仕込んだ焼酎の品評会
01月11日 17時44分
地元特産の焼酎造りを授業に取り入れているあさぎり町の高校では、酒造会社の杜氏らが参加して生徒たちが仕込んだ焼酎の品評会が行われました。

あさぎり町の南稜高校では、地元の文化に関心を持ってもらおうと毎年、食品科学科の3年生が授業で特産の球磨焼酎づくりをしています。

11日は、酒造会社の杜氏や国税局の鑑定官室長などが参加して、完成した焼酎の品評会が行われました。

焼酎は害虫に強い地元産のタチハルカという米を原料に去年10月から仕込んだものです。

杜氏たちは、生徒たちがつくった4種類の焼酎を道具を使わず、自分の感覚で評価する「官能評価」という方法で色や香りを確かめたり、味見をしたりしていました。

生徒たちは未成年なので味見ができず、品評の様子を心配そうに見守っていました。

熊本国税局の松本健鑑定官室長は「高校生が焼酎づくりに取り組むことは業界にとって明るい話で発展につながります」とと話していました。

食品科学科3年の米澤梨沙さんは「とてもいい焼酎が出来ていると言われうれしかったです」と話していました。

南稜高校では、2年後、焼酎を製造した生徒が成人になるのを待って学校に招待し、試飲会を開くということです。