(7)地域への農産物及び技術の新規導入と普及を目指した研究実践

活動日誌(7)SPH(7)地域への農産物及び技術の新規導入と普及を目指した研究実践

キラキラ 崇城大学Ciamoとの共同研究検討会

 新たな共同研究による新技術の地域導入に向けた検討会を本校で行いました。
崇城大学から生物生命学部応用生命科宮坂教授(薬学博士)とCiamo代表古賀さん(M1)が来校され、
光合成細菌の農業生産分野への利活用と導入にむけた検証を共同で行う事になりました。
また、崇城大学から光合成細菌の簡易培養キットも無償提供いただき、モニター試験を行います。
この光合成細菌は「嫌気性」・「好気性」のどちらでも培養(増殖)が可能で、エサは「焼酎粕」と本地域で扱いやすいものになっています。
秋冬作農作物の栽培本試験に向けて、試験導入を試みます!

  

キラキラ H28トマトのソバージュ栽培開始

 「トマトのソバージュ栽培」は、地域農家(桑原さん)と推奨企業(パイオニアエコサイエンス(株))と共同研究を行い、
地域へ新たな農業技術を導入し、地域農業の活性化に貢献する取組として実施します。
「トマトのソバージュ栽培」は加工・調理用トマトの新たな露地省力化栽培法です。この研究は、地域農家が本校へ
地域導入に向けた試験研究を依頼したことが始まりでした。そこから、本校で本技術の推奨メーカーである
パイオニアエコサイエンス(株)の永田さんに栽培導入講習をいただき、昨年、予備調査となる試験栽培を行いました。
【この研究内容については、本校代表として、H28年度熊本県学校農業クラブ連盟年次大会プロジェクト発表会Ⅰ類で発表を行います】
そして、いよいよ本年度は本格的に共同研究をスタートします。最終目標は、このトマトを原材料とした6次産業化の実践と将来的な地域内での
実践者育成です。推奨メーカーの支援(苗提供・栽培技術)を受け、地域農業の発展と稼げる農業の実現に向けて園芸科学科野菜専攻生と
生産・園芸科学科1年生が共同で研究を行っていきます。