(10)地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成

活動日誌(10)SPH(10)地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成

晴れ 【SPH10】小馬床演習林での間伐研修

12月11日(火)
天気は生憎の雨模様絵文字:小雨
寒さに手がかじかむ中でしたが、
総合農業科2年環境コース11名(女子2名、男子9名)
元気良く!小馬床演習林での間伐研修を実施して参りました絵文字:急ぎ
  
本研修は、球磨地域林業研究グループや近隣の林業事業者さまの御支援をはじめ、
熊本県球磨地域振興局林務課の方々に御協力いただき、毎年実施させていただいております。

本日は、次の3点を重点的に学習させていただきました絵文字:鉛筆
 1 チェーンソーを用いた、立木の安全な伐採方法(受口・追口の作り方)
 2 プロセッサを用いた、伐採木の造材作業(枝払い・玉切り・集積)
 3 フォワーダを用いた、造材木の運搬作業(前後進の操縦体験・材の積卸し)

  
南九州横井林業山田さんによるヒノキの模範伐採では、
チェーンソーと楔を巧みに使い熟され、寸分の狂い無く伐り倒される姿に、
生徒たちも感銘を受けた様です絵文字:ひらめき

生徒代表謝辞を務めた、小田君
「今日の研修で学んだことを、今後の授業や実習に生かしていきます!」
と、力強く述べていました絵文字:良くできました OK

関係者の皆様、大変充実した研修を誠にありがとうございました。

【SPH(10)】森林・林業の基礎知識の出前授業

多様な担い手育成事業(間伐研修)における事前学習として、熊本県 県南広域本部 球磨地域振興局 
農林部 林務課 参事 村上 太助 様を講師に招き、森林・林業の基礎知識出前授業を実施しました。
熊本県における林業事業、間伐の目的と意義、チェーンソーの取り扱いや安全管理について、
詳しく説明していただきました。
チェーンソーを水平に保つことを体験的に学ぶことができました。
 
 

林業ガイダンス・高性能林業機械研修

林業ガイダンス・高性能林業機械研修
SPH【地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成】
林業担い手の幅広い視野と見識の醸成、技能の向上等を目的として、県内の先進的林業地、木材市場、
木材関連会社等を視察研修し、林業への関心を高め、林業への就業推進を図ること。また、
林業関係の
現場で広く使われている高性能林業機械の操作研修を行うことにより、地域の林業作業の現状を知ると
ともに職業意識を高揚させることを目的とする。

総合農業科1年 環境コース選択者(行き先)
 
尾鷹林業(製炭製造)見学
 
浅香椎茸園(椎茸栽培)見学
 
あさぎりフレッシュフーズ(農産加工品製造)見学

総合農業科2年 環境コース(行き先)

 
 
 
くま中央森林組合
(伐採搬出現場)高性能機械操作研修

環境工学科3年(行き先)
 
熊本木材(木材製材)見学
 
多良木町森林組合製材工場見学
 
多良木プレカット(株)(木材加工)見学
 
おこば保育園(建設現場)見学


 

木工ベンチ作製

環境工学科の林業コースでは、木工ベンチを制作しています。

南稜祭に向けて最後の仕上げ作業中(紙ヤスリ・ニス塗装)です。

これまで材料の寸法取り、切り出し、組み立て、ヤスリがけ、ニス塗装など木材加工の技術を学び、
金具が見えない工夫や丁寧な仕上げ方まで、もの作りのこだわりを体験学習しました。

 

 
 

食品科学科棟「現場見学」

総合農業科2年環境コースで食品科学科棟工事の構造見学を行いました。

前回は基礎の見学を行いました。今回は上棟式後(屋根の一番上の棟(むね)を上げ後)の骨組みを見学しました。
基礎や骨組、構造材、金物などは、完成すると見ることができない部分となるため、貴重な見学となりました。
杉BP材を使用した屋根トラス部分は、細部までこだわった造りとなっていました。
ホームコネクター工法を使い、きれいな継ぎ手を作り出していました。
作業現場は、きれいで丁寧な仕事に驚きました。

 
 
 

平成30年度 SPH林業先進地研修

SPH林業先進地研修として、日本製紙「八代工場」と八代市環境センター「エコエイト」へ研修に行ってきました。
持続的な森林経営の基盤に再生可能な木材資源を余すことなく利用し、総合バイオマス企業としての加工技術や
発電技術について学習することができました。また、古紙などの資源の活用やリサイクル施設、処理過程で発生
する熱源などのエネルギー再生技術について詳しく説明していただき、企業努力や徹底した環境配慮について学
習することができました。
新聞やノートなどの日常的に使用する、紙製品の大切さに気づくことができました。また、ゴミ処理の大変さや
ゴミ出しの気遣いを確認し、まずはゴミが出ない用にすること「自分のできることから始めること」がゴミの減量や
分別に心がけようと思いました。



 日本製紙「八代工場」見学の様子



八代市環境センター「エコエイト」の見学の様子

「校内農業鑑定競技会予選会」実施

SPH「環境工学科の取組み」



「森林の部」の様子

地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成】

「校内農業鑑定競技会予選会」実施

 農業鑑定競技会は、専門科目の学習や知識・技術の定着の度合いを競い合う競技種目です。
環境工学科では、農業土木の部と森林の部の2つの区分の校内予選会を実施しました。
また、総合農業科は2区分を競技しました。これまでの授業や実習で身に付けた知識を競い合うため、
普段の学習の大切さを実感する競技会でもあります。また、各専門分野に関する知識や技術を
習得するには最適の競技です。将来のスペシャリストを目指し、また、更なる上を目指して県大会・
全国大会の出場に向けて頑張ります。

会議・研修 環境工学科2年 演習林間伐実習

環境工学科2年生が本校の小馬床演習林で間伐実習を行いました。
球磨地区林研グループ、球磨地域振興局の協力をいただき実技指導を受けました。

実習では、チェーンソーによる伐倒や高性能林業機械の操作、
伐倒した木材の玉切り、集材、積み込みを行いました。

授業だけでは学ぶことができない内容で生徒たちも真剣に取り組むことができたようです。
 
 
 

林業ガイダンス及び高性能林業機械研修

林業ガイダンス及び高性能林業機械研修
SPH【地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成】

林業担い手の幅広い視野と見識の醸成、技能の向上等を目的として、県内の先進的林業地、木材市場、
木材関連会社等を視察研修し、林業への関心を高め、林業への就業推進を図ること。また、林業関係の
現場で広く使われている高性能林業機械の操作研修を行うことにより、地域の林業作業の現状を知ると
ともに職業意識を高揚させることを目的とする。

林業ガイダンス

総合農業科1年【環境コース選択者】(行き先)

尾鷹林業(製炭関係)、浅香椎茸園(椎茸栽培)、くま中央素材生産現場(森林整備現場)

 1年生は、初めて林業の現場視察に参加しました。これまで学んでた内容を間近で見ることができ、
興味津々に話を聞き、将来の進路選択に役立てていました。
 
 
高性能林業機械研修

環境工学科2年(行き先)

上球磨森林組合(伐採搬出現場)

 2年生は、夏休みに林業就業支援講習を受講しており、講習で学んだことを活かしながら機械操作を
体験し、現場の現状の話を聞き、将来の進路を確実なものにしていました。
 
 
林業ガイダンス

環境工学科3年(行き先)

人吉素材流通センター(素材市場)、協同組合人吉木材工業団地(チップ製作)、
球磨プレカット(プレカット施設)

 3年生は、林業関連に就職が決まっている生徒もおり、多くの質問や積極的に体験を行いました。
木材の市場から流通を学び、流通後のプレカットを学び、これまでの学習の集大成となりました。
 
 

人吉林業教室(人吉市スマート林業)を実施

人吉林業教室(人吉市スマート林業)を実施しました。

 人吉市は、IT技術を活用して森林の管理を効率化・情報化する取り組み、スマート林業を展開している。
今までにない最先端技術を活用し、地域に新たな「しごと」が生まれ、「ひと」の移住・定住が促進され、
地域が活性化することを広める目的として、人吉林業教室が実施されている。
 
 
 今回、環境工学科3年生(8人)と2年生(11人)にGIS(Geographic Inforamation System)の
様々な位置情報の作成、加工、管理、分析、可視化、共有の仕組みと基礎を学び、実際にQGISを
活用したパソコン操作を行った。
 
 

 次に、総合農業科1年生(76人)に林業の入門編として、森林の機能や意義、仕事や人吉市の林業の歴史を学びました。

第16回[熊本県林業技能競技会」視察

 第16回熊本県林業技能競技の見学を行いました。総合部門では、16事業体(18チーム)36人が競技を競い、
高性能林業機械操作部門では、9事業体9人が競技を行いました。県下の林業従業者の技能を間近で見学ができ、
技術レベルの高さを知ることができました。また、森林評価の難しさや審査採点の厳しさを知ることができました。
求人をいただいている企業もあり、即戦力と慣れるよう今後の学習に活かしていきたいと思います。
 
 

「林業就業支援講習会」(8日目)

林業就業支援講習会

  球磨プレカットと協栄木材より、「林業・木材産業施設(原木市場・製材所・合板工場・バイオマス施設等)の見学」
という内容で、林業現場見学を実施します。

  会社概要説明後に施設内を見学しました。大型の機械を操作し、丸太から製品にまるまでの工程を見学し、製材・加工
された木材を使い組立体験をしました。専門家(現場)でないと知らない事を学び、今後の学習に活かしたいと思います。

  最後に講習会修了証をいただき、林業従事者(フォレストワーカー)となるためのスタートラインに立つ事ができました。
 林業就業支援講習修了・
刈払機取扱作業安全衛生教育修了・伐採作業特別教育修了・普通救命講習修了を資格取得しました。

 
 

「林業就業支援講習会」(7日目)

林業就業支援講習会

  くま中央森林組合より、「林業の基礎知識及び安全衛生教育の活用、現場実習」
という内容で、事前に学校で学んだ研修を活かし、山での現地実習を実施します。

 実技では、刈払い機とチェンソーを作業規定通りに操作し林業体験をしました。
実際の斜面状況は様々であるため、しっかり安全管理と危険予測を行いました。
台風の影響により、1日分の研修を行うことができなかったため、内容の濃い研修となった。

 
 


「林業就業支援講習会」(5日目)

林業就業支援講習会

 林業・木材製造業労働災害防止協会より、「チェーンソーの安全作業講習、構造・点検・整備、
刃の目立て、操作、伐木。造林に関する知識」という内容で、チェーンソー実技を行いました。
細やかに機材の使い方や操作の方法学び、実践に備えた指導を行いました。


 
 

「林業就業支援講習会」(4日目)

林業就業支援講習会

 林業・木材製造業労働災害防止協会より、「チェーンソーの安全作業講習、伐木・造林の方法、災害事例、
振動障害及び予防に関する知識、構造・点検・整備、刃の目立て、操作」という内容で、チェーンソー資格
のための講義を8時30分から17時30まで実施しました。


 

「林業就業支援講習会」実施(3日目)

 本日は、林業・木材製造業労働災害防止協会より、「刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育」という
内容で、刈払機作業講習を実施します。
実技では、器具を分解し構造の確認と手入れの方法を確認し、
実際にエンジンをかけて丁寧な指導後に、生徒一人一人操作を行いました。とても上手に草刈りを行いました。


 
 

「林業就業支援講習会」実施(3日目)

環境工学科「職員研修」~GIS活用~

SPH【地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成】

 スマート林業を進めている人吉市より、職員向けの研修を行いました。

 人吉市では、航空レーザー計測を用いた地形データを取得している。反射強度データからレーザー林相図を
作成することで、林相を識別するだけでなく、樹冠高データから単木毎の樹高を推定することもできる。
また、赤色立体地形図により、尾根筋や林道を確認することができるほか、作業道や崩壊危険箇所など路網設計
することができる。

 今回、職員向けに最先端の測量技術とGISの技術、および将来性や活用方法を学ぶことができました。

 


小馬床演習林の場所を確認


生徒にとって身近な素材となるよう検討

「林業就業支援講習会」(2日目)

林業就業支援講習会」実施(2日目)

 本日の午前中は、日本労働安全衛生コンサルタントより、「安全作業と関係法令、林業における
労働災害の現状と対策」という内容で、林業労働安全衛生教育の知識を学習します。

午後より、上球磨消防組合より「現場における緊急処置」という内容で、普通救命講習を実施します。

 林業は、危険な作業と思われています。その原因の多くは、ヒューマンエラーによるものです。
正しい技術と知識を身に付け、地域を支える技術者になりましょう。

 


「林業就業支援講習会」1日目

「林業就業支援講習会」1日目実施
地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成』の項目
 環境工学科2年生(7人)を対象に、8日間の林業就業支援講習会が行われます。

 本日1日目は、講師より、「森林の現状及び保安林等の管理・保全、林業の動向、山林の現状と活性化、
木材需給や木材価格、木材産業」という内容で、森林と林業の知識を学習します。また、「長ぐつ・手袋・笛」
を支給していただきました。

 


最先端測量技術講習会~ドローン講習~

環境工学科3年生(8人)と2年生(11人)に対して、ドローンの講習会を実施しました。

 ドローンの特質を理解した操作技術、航空法と飛行ルールを学び安全の確保を確認、
ドローンの活用方法や将来の可能性まで講義を行いました。
そして、ドローンを活かした測量技術の方法や活用、3次元測量や3D模型についてまで講習を行いました。

 講義の後にドローン実習を行いました。1人ずつドローンを飛ばし、基本動作を確認・経験しました。