・【SPH(5)】GAP認定証書(2019/3/12)
2月26日付けで、くまもと県版GAP認定証書をいただきました。
平成31年1月22日(火)本校において、くまもと県版GAP更新のための調査を行いました。生徒が主体となって調査を受け、昨年に比べるとレベルアップした姿をお見せすることができました。結果は幾つかの指導事項がありましたが、改善し次につなげたいと思います。まずは書類確認から行い、その後現地を回りながら確認していきました。
調査員からの説明 調査の様子
最後に講評をいただき、調査を終えました。
平成30年10月29日(月)SPH事業で地域農産物の流通及びGAPの取り組みについて学習
イスミ商事株式会社人吉本店にて実際にGAPを取得された農産物の販売コーナーを見学し、今後の学習へとつなげた。
瀬音禎司様に対応していただき、地域での県版GAPの取り組みを確認できた。
販売コーナーの設置 GAPについての説明や新聞記事の掲示
最後に、本校で県版GAPを取り組んでいる野菜専攻を代表して
園芸科学科3年久保伊織さんからお礼の挨拶。学校での実践にいかしたい。
1 目 的
県版GAPを取得するに当たり、既にGAPを取得されている先進農家を見学し、意識及び知識の向上を図り、農業のもつ魅力を再発見し、今後の学校生活や進路に役立てる。
2 参加者 園芸科学科2年生(野菜専攻生12人) 職員2人
3 視察及び研修
(1)研修1 「果実堂」10:00~12:00
日本一のベビーリーフ生産を誇る果実堂。
平成30年を目標にG-GAP農場申請を予定。
生産農場視察と出荷調整室の視察、GAP申請への考え方、認証に向けた改善と生産体系作りに関する講話をいただいた。
県版GAP認証農場を目指す本校生徒にとって、視察及び講話共に大変学びの多い研修となった。
(2)研修2 「道の駅 宇城彩館」12:45~14:00
生鮮野菜や加工品の市場調査と販売現場の実際を知る機会になった。
(3)研修3 「エコファーム立石」14:45~15:45
4つの農業法人からなる立石農園。
東京・大阪に大規模な販路を有し、年商4億円をあげる優良経営組織。
ミニトマト生産を主軸に、独自の生産体系と販路により、大きな利益を上げる。
その特徴の一つに、先進的な取り組みがある。
7年前にJ-GAP認証農場となり、「GAPをする」ことを目的として、社員一丸となってGAP遵守の農業実践を行われていた。
従業員には、外国人労働者等の多様な社員も含まれる中で、いかに「自分たちなりのGAP」を作りだし、持続可能な農業を行っていくかを考えて取り組んでいた。
指導・助言として、
『既存のチェックリストに頼るのではなく、南稜高校オリジナルのGAPを目指したら良い』、
『やりやすい方法を考えてPDCAを実践していく方が良い』
等の提案をいただいた。
(4)総評
GAPを学ぶ生徒にとって、GAPの意義と目的、効果を再確認し、意識向上につながる研修であった。
今回の研修を終えて、実際にGAPに取り組む生産者の生の声や考えを知る機会になった。
G-GAPやJ-GAPという高度な認証農場になるためにはどうあるべきかを考える機会にもなった。
その実践者の姿や意志に触れたことも良い機会になった。
今回の研修成果を今後のGAP学習と実践につなげていきたい。
G-GAP農場申請予定地 技術・品質管理室総括リーダー 渡辺氏
生産・品質管理の説明 あの生徒も今日は人一倍熱心に・・・
安全・安心のための研究 工場はHACCAP認証
本校おなじみのフレーズに共感 徹底した5Sと掲示教育
ベビーリーフの安全・安心を試食で確認 社長自ら講話。「百姓」を伝授
エコファーム立石の立石氏 J-GAPの基準に則った生産体系
J-GAP認証農場7年の実績 生産圃場の見学
これまでコツコツと整理・整頓(片付け)を行ってきました。
最初(左上)より片付け後(右下)にように、5S活動を実践し、GAP認証に向けて日々努力中です。
生産環境の維持・管理のために必要な知識と実践的技術の習得
農業全般の基礎的・基本的な知識と栽培技術について、農業実習を通して体験的に習得する。
本校野菜専攻で学習に取り扱う品目すべてにおいて、環境面に配慮しているか、
農場管理が適切に取り組まれているか、検証を踏まえながら栽培を行い、
生産体系の見直しを同時に行う(農場全体をGAP管理の基準に合わせて検証)。