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御船町の精霊流しの装飾

 芸術コース美術・デザインの1年生の生徒たちで、精霊流しの装飾を行うにあたり、調べ学習を行い、話し合いをしながら精霊流しについての説明文を作ったあと、絵具を使って飾り物を制作しました。

 一般的な「精霊流し」“しょうろうながし“とは、お亡くなりになった人々がお盆に帰ってこられた方々の魂をいたわる行事です。また、海や川の“水の恵み”に感謝を込めて故人を追悼する行事でもあります。

  御船町の精霊流し“しょうろうながし”とは、初盆を迎えた遺族や友人らが精霊船(しょうりょうぶね)を装飾し、供物を供えて弔います。精霊船に“個人の魂”とともに、“感謝の想い”を乗せ、家族らも一緒に川へ入り、水面に浮かべます。300年の歴史と伝統を今もなお守り続ける、全国でも希少な儀式です。毎年8月16日に行われる、熊本の三大精霊流しの一つでもあります。

 お亡くなりになりお盆に故郷に帰ってこられた方々や、そのご家族や友人の思いを汲み取って、装飾をしました。頑張りました!