学校行事の様子

避難訓練と防災学習を実施しました!

7月14日(月)、地震の発生とそれに伴う火事の発生を想定した抜き打ち避難訓練と、防災学習を実施しました。

従来は、全校生徒が安全に避難できる態度を身に着けることを目的として実施時間を事前に告知した上で、避難訓練を実施していました。

今回は、より実際の情況に近い抜き打ちでの避難訓練をとおして、臨機応変に対応する力と避難時の問題点を見いだし、今後の防災活動に反映させることを目的として、2時限目終了後の休み時間に、校内放送で緊急地震速報を流し、訓練を開始しました。

まず、自分の身を守るために、机の下に入り、頭部を保護する行動をとりました。

次に、揺れがおさまったところで、ハンカチ等を口元に当て、放送の指示を聞いて、避難場所に急ぎました。

避難完了までの時間は、2分42秒でした。生徒は、私語をすることなく、速やかに避難していました。職員も、担当を分担し、校舎内に生徒が残されていないか、確認をしながら、避難場所に向かいました。

会場を移して、防災学習を行いました。

学年混合の班を作り、「地震発生時にいた場所」、「その場所でどのような避難行動をとったか」、「被災時に困ったことや迷ったこと」を各自で書き出し、班内で意見を交換しました。

その後、「被災時に困ったことや迷ったこと」についての改善策を、検討しました。

事後のアンケート内の「講評や防災ワークショップを通して、防災についての意識を高めることができましたか。」という問いに対して、全生徒が肯定的な回答をしており、より実践的な避難行動を身に付けることができたと感じました。

地震を始めとした自然災害は、予測不能で、いつどこで発生するか分かりません。今回は、休み時間中の地震発生でしたが、自宅にいるときや登校・下校の途中等、いつ起きても不思議ではありません。

今回の避難訓練は、生徒一人一人が生活の中の様々な場面で自然災害発生時にどのように行動したらよいのか、どこに避難したらよいのかについて、考えるきっかけにもなったのではないかと思います。