学校行事の様子

大学訪問・半導体関連企業見学

12月19日(金)、県立高校半導体関連人材育成事業の一環で、1・2年生が、熊本保健科学大学と株式会社池松機工美咲野工場を訪問しました。

午前中の熊本保健科学大学では、まず大学や学科の概要、医療職と資格の紹介を聞きました。

次に、アリーナに移動し、スポーツリハビリテーションで使用される最新の機器の紹介を受けました。

その後、病棟看護実習室と分娩実習室を見学し、説明を受けました。

大学での学びや最先端の機器を目の当たりにし、生徒一人一人の進路に関する視野が広がったと思います。

午後からは、大津町の株式会社池松機工美咲野工場を訪れました。

まず、会社の概要と仕事内容、半導体と半導体製造装置について、環境経営・健康経営等持続可能社会形成への取組等の話を聞きました。

次に、実際に加工品を作る機械の説明を聞きながら見学しました。様々な形のアルミニウムを高い精度で様々な形に成形していく様子に、時折感嘆の声をあげつつ、大事な所はメモをとりながら、生徒は見学をしていました。途中、環境経営の一一例として、アルミニウムの切削加工時に発生する切粉(金属くず)を円柱状に圧縮してリサイクルに出している場面も見学できました。企業におけるSDGsの取組を具体的に知った貴重な場面でした。

最後は、全員で感謝の気持ちを伝え、天草への帰路につきました。

今回の大学訪問・半導体関連企業見学は、生徒の進路選択の幅を広げるとともに、社会・産業への理解を深める体験でした。熊本保健科学大学及び株式会社池松機工の関係者のみなさま、大変ありがとうございました。