学校行事の様子

博物館連携授業の事前学習を行いました!

 本日、1年生の「科学と人間生活」の時間に、博物館連携授業の事前学習を行いました。これは11月11日(火)に実施する御所浦恐竜の島博物館での研修を前に、天草の地層や恐竜について知識を深めることを目的に行うものです。事前学習では、毎年博物館から学芸員の先生をお招きして、講義をして頂いています。

 まずはじめに、天草の地層について教えて頂きました。御所浦層群は中生代白亜紀の地層であるため、恐竜やアンモナイト、イノセラムスなどの示準化石が多く見つかるそうです。一方、倉岳の地層は新生代の火成岩でできているため、恐竜の化石が見つかる可能性は極めて低いそうです。残念・・・。

 天草で見つかる恐竜化石には、歯、肋骨や顎の骨などの体化石、足跡などの生痕化石があるそうで、生徒達も興味津々で聞き入っていました。特に、歯の化石については、歯の形状をもとにどんな種の恐竜だったかを予想するクイズを出され、答えだと思う恐竜種に挙手をする一幕もみられました。

 講義の最後には質疑応答の時間を取って頂きました。生徒達が積極的に質問をしてくれたことに大変驚きました。やはりみんな恐竜が好きなんですね~。「骨を見ただけで恐竜の種類が分かるのはなぜか。」「化石の発掘でどれぐらい深く掘るのか。」など、的を射た質問ばかりでした。一緒に参観された教頭先生からも「映画『ジュラシックパーク』のように、恐竜を蘇らせることは可能なのか」という鋭い質問をして頂きました。

 11月11日(火)の博物館実習の様子もまたお知らせします!お楽しみに!