学校行事の様子

花の名所、倉校?!~その14~ 春近づく……

 このところ、少しずつ日差しが温かく、明るくなってきているような気がします。ただ、風が冷たく、強く吹いてくる時には、「春はまだかー!」とさけびたくなりますが、花の世界にはやはり春の到来が感じられます!! 

 まず、スイセンです。花が増え、校内のあちこちで咲いています。

 凜としていて、顔を近づけるといい香りがします。ギリシャ神話にも語られており(ナルキッソス)、花の色や品種によって花言葉もいろいろあるようです。また、スイセン(水仙)という名前は中国の古典からのもので、「水辺に育ち、仙人のように寿命が長く、清らかな」という意味があるそうです。

 そして、ウメです。たくさんのつぼみが膨らんでいる中、2輪ほど咲いていました!!やはり春は来ているのですね。

 近くには、カワヅザクラがつぼみを膨らませていましたよ(下の写真、手前の木)。「カワヅ」とは、静岡県にある、自然交雑での原木が見つかった町の名前(河津町)からだそうです。長く咲き、花の色の変化が見られる種で、「卒業式頃咲くのではないか」との話でした!!

ちょっと横には、まだつぼみの堅いヤエザクラ(八重桜)の木もありました。ツバキの開花は、あと一歩です!

 そして、コスモスの後を受け継いだ、パンジーとデイジーです。この2種類は地植えもたくさんしてあります。

このパンジーは、「よく咲くスミレ」という品種だそうです!

 丸いキュートな花のデイジー(上の写真、手前)は、今から咲く株もたくさんあります。花言葉には「平和」「希望」もあるようです。

 それにしても、植物の中からこんな色とりどりの、形も絶妙な花びらがふわーっと出てくる、いい香りを放ってくれるというのは、不思議ですね。癒やされます。私たちがその不思議さを味わえることも、ありがたく思います。

 春はすぐそこまで……しかし、寒気はまだ続くようです。皆さんも体調には気をつけられてくださいね。

 では、またお伝えします。