学校からのおしらせ

2021年6月の記事一覧

今、熊聾では・・・(その266)

 本日、幼稚部3歳児保護者様向け学習の一環として「難聴(ろう)の心理的疑似体験」を行います。

 疑似体験の方法は至って簡単で、イヤホンから流れてくるホワイトノイズ(すべての周波数帯域においてエネルギーが均一に混入した雑音)を聴き、且つイヤマフを用いて周囲の音を遮り、集団での会話などの場面を設定するものです。保護者の方の感想を事後に伺ってみたいと思います。
 以前は、聴覚障害者情報提供センターから機器をお借りして、疑似体験研修を行ってきましたが、コロナ禍のため、現在では学校自前で機器を準備して校内外の研修に対応しています。疑似体験をされたことがない方は、是非一度は経験していただきたい内容です。

 
令和3年6月25日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩