学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その356)

 中学部修学旅行2日目は、「天草ロザリオ館」「大江天主堂」「﨑津天主堂」を午前中に廻りました。ロザリオ館には、祈りを捧げるための隠し部屋が再現されています。江戸幕府による厳しい弾圧下にあっても、密かに信仰を続けた人々の苦しみ悲しみ、そして逞しさや強さを感じました。必見の価値ありです。
 また、午後は高浜焼の窯元で絵付け体験をさせていただき、生徒共々思い出づくりもできました。

 今回の旅行では、同じ熊本県内に居ながら、足を運ぶことがほとんどない場所に行くことができ、本当に良い学習ができました。

 3日目、生徒たちはボルダリングに挑戦‥レベルを少しずつ上げていき、腕全体がヘトヘトになるまで頑張っていました。おそらく翌日は凝りまくったことでしょう。インストラクターのお兄さんからは、熊聾からの修学旅行団に対応するために事前に手話を学んだり、筆談用具を用意されたりしたことを聞きました。有難いことで、とても嬉しくなりました。

 3日間の食事も格別で、思い出に残る美味三昧になりました。お裾分けとはいきませんが、写真でどうぞ‥

 
令和3年12月21日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩