つなぐ・つながる・つくりだす
熊聾時々新聞
今、熊聾では・・・(その305)
9月28日、10日間にわたる大学生2人の教育実習が終わりました。2人とも幼稚部から高等部までを本校で過ごした卒業生で、今回は特別支援学校教諭の免許取得を目指しての実習でした。
お二人が今後もそれぞれの夢の実現に向けて一歩一歩前進され、そして本校の子供たちにとっての良きロールモデルとしても立派に成長していかれることを願っています。
令和3年10月4日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その304)
10月3日(日)、「第8回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」がWeb上で開催されます。
本校手話落語部の3人も参加しますので、是非ご覧ください。演技は事前に送付した録画放映ですが、開会式のチーム紹介や演技後のインタビューなどはリモートで参加します。
なお、大会日程及び公式YouTubeチャンネルは以下のとおりです。
日程
開会式 午前9時~
演技開始 午前10時07分~
※熊聾チームは7番目の出場で、11時17分からの放映予定です。
閉会式 午後2時~
公式チャンネル
https://www.youtube.com/user/skoushien
令和3年10月1日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その303)
【大運動会②】
9月24日(金)、再々延期となった熊聾大運動会を秋晴れの空の下、絶好のコンディションとなった本校グラウンドで開催しました。
内容を縮小し、プログラム数を減らしたり、御来賓や保護者の参観を無くしたりと残念な状況にはなりましたが、児童生徒はそれぞれの持っている力を精一杯出し切って、運動会を盛り上げてくれました。
応援団によるエール交換では、最後には団長が全児童生徒や職員に呼び掛けて全員演技を行うというサプライズを仕掛けてくれました。生徒の発想による演出ということで、とても和やかな楽しい時間となりました。
徒走ではどの子も一生懸命ゴールを目指して走る姿に力強さを感じましたし、団体競技・演技では楽しんで参加している様子や笑顔で表現している姿に感動を覚えました。
中高生による伝統の「熊聾体操」を見ていると、幼稚部小学部時代を経て、段々と逞しく成長している熊聾生の頼もしさを感じました。
準備期間が短い中で、児童生徒たちは練習に集中し、この日のために取り組んでくれました。また、先生方も子供たちの願いに応えるために心を込めた準備をしてくださいました。
コロナ禍ではありましたが、3年ぶりの大運動会が子供たちの心に残る思い出となり、自信に繋がっていくことを願っています。
令和3年9月30日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その302)
【大運動会①】
本来であれば、昨年度実施していたはずの熊聾大運動会ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、今年5月15日(土)に延期していました。しかし、またもやコロナの影響により、9月22日(水)への再延期を決断せざるを得ませんでした。さらには、「まん延防止等重点措置」が延長されたことに伴い、保護者・来賓等の参観を無くし、ライブ配信とオンデマンド配信で対応することにしました。技術の進歩と本校関係職員の技術力の高さでライブ配信やオンデマンド配信が可能になったことは救いでした。
さて、運動会を開催する週の天気予報は、運動会当日を除いて毎日晴れの予報。いやな感じでしたが、先生と児童生徒たちは祈るような気持ちも込めて、前日にはグラウンド整備を頑張ってくれました。
しかしながら、予報どおり、当日の明け方から朝7時前頃まで断続的な大雨に見舞われ、グラウンド状況は見る見るうちに悪化しました。
諦めがつくほどの土砂降りでしたので、熊聾大運動会は再々延期となりました。(次号に続く)
令和3年9月29日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その301)
学校制服変更の検討にあたり、先日は保護者アンケートを取らせていただきましたが、校内では中高学部毎に「制服について」考える機会を設け、生徒たちの意見を聞いているところです。中学部では、「今の制服のよいところ」「今の制服で困っているところ」「新しい制服に変えるとしたら、どのような形・素材・デザイン等がいいか」という視点で各自の考えを整理し、全員で共有する時間を設けました。
どの生徒も、自分のこととして、よく考え、よく見、よく聞いていました。
令和3年9月28日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子