活動報告

活動報告

ことばの習得「障がい認識」

 2月5日(水)高3生の4人が講師となり、受験や就職試験でどのような力が必要だと感じたか、ぞれぞれの立場からこれまでの経験を基に話をしてもらいました。皆伝えたいことが山ほどあったので、内容を絞ることが大変そうでしたが、後輩達のために一生懸命に考えていました。講話の内容と生徒の感想文を寄宿舎2階に展示していますので、お越しの際はぜひご覧ください。

高3生が後輩達に向けた講話の内容を少し紹介したいと思います。

◎高3男子(進学コース)

・自分の「きこえ」を理解し、自分の障がいを好きになることが大事。

 

◎高3男子(就労コース)

・聴覚障がいの理解は、完全ではなく会社によって理解度も違う。「してほしいこと」があったら伝えるべき。

・勉強は真面目にしたほうが良い。高1で成績が悪くても高2で挽回できると考えるのを止めたほうが良い。会社は高校生活全体を見て判断する。

 

◎高3女子(就労コース)

・聞かれた時には、すぐに説明できるようにする。自分の事は自分が一番分かっている。伝えなくては相手には分かってもらえない。伝えようとする姿勢が大切だと思う。

・笑顔と感謝。いつも笑顔でいることが人間関係を上手く保つことに繋がると思う。自分は聞こえないのだから、してもらって当たり前はおかしい。してもらったことには感謝を。

 

◎高3女子(就労コース)

・履歴書等の書類に「聴覚障がいがあるが、手話ができるので通訳することができる」など、自分のアピールポイントにした。

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