１１月１５日（土）に、デフリンピックスクエア（オリンピック記念青少年総合センター）の小ホールで「きょう開幕！魅力深掘りトークショー」が行われました。

「第１２回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の優勝チームである本校手話落語部（演劇・コント・ポエム等部門）は、神戸野田高校（ダンス・歌唱部門）と共にこのイベントに参加し、演技を披露しました。

　手話落語部は優勝演目の「アンドロイド」をデフリンピック開催日にあわせて少し改作したものを披露。変更点にもきっちり対応し、堂々とした演技でした。演技後あちこちから「面白かった」「（手話パフォーマンス甲子園の）優勝おめでとう」と話しかけてもらいました。

　屋外で選手と記念撮影をしたり、２階のカフェでろう者と歓談したりと楽しい時間を過ごすこともできました。「聴者、難聴者、デフ関係なく、日本人、外国人も関係なく、みんなが楽しく暮らせる社会を作りたい」・・・インタビューで話した社会の実現に一歩でも近づけるよう、これからも世界共通の「笑い」を届けます！

　９月１４日に鳥取県で行われた上記大会に参加しました。見てくださる皆さんを笑顔に！を目標に、日々練習に励んでまいりました。指導してくださった先輩方や応援してくださった皆様のおかげで、舞台では自分たちらしい演技をすることができました。先輩たちから学んできた手話表現の豊かさ、面白さを私たちなりのコントで表現し、結果として最高得点をいただくことができました。手話表現の正確さ、表現のスムーズさや面白さが評価されるこの大会で、私たちの演技を高く評価していただいたことが本当に嬉しく、これからの大きな励みとなりました。私たちを支え、応援してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。

　令和７年（２０２５年）８月３１日（日）にイオンモール特設会場で行われた「２４時間テレビ４８」に手話落語部が出演しました。

　中学部は、手話落語「まんじゅうこわい」「初天神」、高等部は「ときそば今様」のコント、最後に全員で観客参加型の「大喜利」を披露しました。

　会場大入り満員で、お客様もおおいに笑ってくださり、中にはステージにお菓子の「おひねり」をくださった方もおられました。

　夏休みで練習時間も少なかったのですが、練習以上の最高の演技で会場をわかせることができました。いただいたTシャツと共に、夏休みのいい思い出ができました。

　見にきてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

熊ろう　手話落語部