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生活科 先輩による進路講話 2021.3.4

3月4日(木)に生活科1・2年合同で生活科の先輩による進路講話を実施しました。

今回の先輩は、平成4年卒 米田由美子さん、 平成30年卒 川﨑由樹さん。お二人の今のお仕事内容や、高校時代の話、進路選択の理由、そして今仕事に取り組んでおられる中で感じられている後輩へのメッセージを、お話してもらいました。

 

米田さんは卒業後、熊本市の事務職として採用され、西消防署、市民課、生活福祉課、人権推進課、そして現在と、たくさんの部署で熊本市の行政にかかわる仕事をしてこられました。

公務員として、自分のお子さんも小さい時期に、熊本地震の際には泊まり込みで避難所運営をされたお話などが大変印象に残っています。公共の福祉のためにどのような部署に配属されても、日々明るく前向きにお仕事されている様子を伺い、「自分に合っている職業が分からない」と悩む生徒には、「どのような職業でも楽しんで取り組むことが大切だ」という大きなヒントとなりました。

 

川﨑さんは、鶴屋フーディワン(FOODY ONE)の上質な惣菜「デリワン」の調理師として就職。3年間の経験を経て、商品開発やコンクール出品を精力的に行うなど売り場の若手実力者として活躍をされています。

生活科で学んだ食品の栄養や調理性、農業の経験を生かし、さらに自分で勉強し働きながら調理師の国家資格も取得されたそうです。日頃から大切にしていることは、1.挨拶と礼儀 2.常に明るく元気に 3.目標をもって仕事をすること 4.行動に移すこと で、この4点を常に意識してお仕事されているというお話が印象に残りました。さらに、就職面接等での「一生懸命さ」「自分らしさ」を訴えることの大切さなど、半年後に迫った就職試験の実践的なアドバイスももらい、2年生は、自分事として聞くことができました。

お二人の先輩のように、これから社会でいきいきと活躍できる人材になるべく、日頃の学習活動に取り組んでいきたいと思います。米田さん、川﨑さん、これからのご健康とご活躍を心よりお祈りします。ありがとうございました。