令和5年度 大学入学共通テスト激励会「挨拶」

 今年の大学入学共通テストに、全国で約49万人の受験者がいます。本校からは、皆さん63人が受験します。皆さんの中には、この共通テストを受けて、自分の目標とする大学への進路実現に向けて挑む人。また、既に進路が内定していても高校3年間の学習成果を問う人がいます。いずれにしても、主体的な学び、思考力・判断力・表現力が問われる試験です。皆さんがこれまで育んできた学力を発揮するというこの機会は、今後の成長に向けて意義あるもの、そして価値あるものとなります。力の限りを尽くしてください。

 テストに際して、不安感が自分を取り巻いたとしても、今までやってきたことを信じて、落ち着いて受けましょう。テスト会場で、待ち時間や休憩時間などで、周囲の会話に左右されることは全くありません。平常心、「平常心で臨めば、きっとうまくいくよ。」と自分に自分で声をかけてください。

 終了したテスト科目のことは、振り返らない。テスト全科目が終わるまで振り返らないようにしましょう。共通テストは、思考力・判断力を問う問題が多く出題されています。これまでの模擬試験や演習問題でやってきたことを思い出しながら、例え、当てが外れたとしても、今まで蓄えてきた知識・思考力・判断力を総動員し、何とか解答を出していきましょう。時間配分に気をつけながら、最後の1分1秒まで無駄にせず、問題に取り組んでください。諦めずに粘っているうちに、ひらめいたりすることもあります。全力を尽くして最後まで諦めないでください。

 最後に、3年間、温かく見守ってくれた家族、励まし指導してくれた先生方、そして、共に切磋琢磨してきた仲間への感謝の気持ちをもってテストに臨んでください。以上で、激励を終わります。