校長ブログ

24/02/16(47)春めく

 しばらく寒い日が続きましたが、近ごろめっきり暖かくなりました。事務室横の花壇では、事務の先生と生徒さんが植えたチューリップとムスカリの芽が元気よく出ています。花壇のすぐ側には優雅なしだれ梅、ミツバチが蜜を吸いにやってきます。散歩も気持ちよく、気のせいか、少しずつ彩りが増えてきたような気がします。付近の道を歩いていると、ナズナやオオイヌノフグリ、ホトケノザが一緒になって咲いています。まるで花束を見ているようです。たくさん咲いている菜の花も素敵ですが、私は、ひっそりと咲いている菜の花が好きです。それにしても人吉・球磨の草花は、澄んだ青空と溶け込み、何とも言えない心地よい空間を創っています。「雑草という草はない」とは牧野富太郎の名言ですが、ひとつひとつよく見ると、それぞれに個性があってたくましく生きています。自宅に近づいたころ、どこからかワタゲがゆらゆらと飛んできて、無事に土へ着地。「きれいな花を咲かせてね」と心に願いながら、散歩を終えました。

本校のしだれ梅

 ▲本校のしだれ梅

しだれ梅2

 ▲しだれ梅2

事務室横の花壇・チューリップの芽

 ▲事務室横の花壇・チューリップの芽

ワタゲ

 ▲ワタゲ

一武の野花

 ▲一武の野花

一武の野花2

 ▲一武の野花2

一武の野花3

 ▲一武の野花3