校長ブログ

23/05/15(3) 校歌のこと

 体育大会が終わり、早くも2週間が過ぎました。新型コロナウイルス感染症もインフルエンザと同じ5類感染症となり、学校も少しずつですが、以前の状況に戻りつつあります。昼休みには元気な生徒たちの声が聞こえるようになりました。5月15日(月)、掃除5分前に校歌のメロディが流れるのですが、それに合わせて、校歌を歌っていた生徒がいて、とてもうれしい気持ちになりました。「さ緑の ひろ野を越えて吹きわたる 風のすがしさ」ではじまる本校校歌、この出だしは、まさに今の季節の美しさを表しています。さ緑とは若草や若葉のみどり色のこと。みどりに囲まれたこの地に吹く風は本当に心地よいです。2番の出だしは「めぐりゆく 水に影おき かけわたす 虹のさやけき」。さやけきとは、清々しいこと。雨上がりの美しい情景が描かれています。校訓「誠実」・「進取」・「友愛」も校歌の中に見え、「世界の友と一緒に切磋琢磨してほしい」、「雄大な白髪岳と球磨川のもとで学び鍛えてほしい」という、球磨中央高校生に対する期待であふれています。本校の校歌は本当に素晴らしい。私は、生徒の皆さん全員と一緒になって、大きな声で、この校歌を歌いたいです。中間考査が近づいてきました。勉強に疲れたら、気分転換に校歌を歌ってみたらいかがでしょうか。
 学校のあちらこちらに、ニワゼキショウやシロツメグサなどの小さな花が咲いています。とてもかわいく、そして一所懸命に咲いています。ちょっと腰をおろして、花の姿を見ると心が安らぎますよ。