校長ブログ

23/11/17(34)広告チラシの裏

 裏に何も印刷されていない広告チラシはとっておきます。本を読んだり、TVを見たりしているときに、いい文章やためになる情報と出会った時にメモするためです。突然浮かんだアイディア、あいさつ原稿や報告書の下書きなど、ほとんどチラシの裏に書きます。もちろんこのブログの下書きも。ノートだと開かないといけないし、丁寧に書こうと思って構えてしまいます。それに買わないといけません。その点チラシは、すぐに、自由に書けるし、タダ。チラシはカラーのものが多いので見つけやすいし、シャーペン(または鉛筆)との相性もよく、いいことだらけです。でも、チラシの裏に書く一番の理由は、子どものころからの習慣だからだと思います。私は記憶する力がとても弱く、九九を完全に覚えたのはクラスでビリ。漢字も人の何倍も書かないと覚えることができませんでした。小学生のころの国語のノートにはマス目があったので、書ける文字の数は限られました。そのため、自然と、字がたくさん書けるチラシの裏に書くようになりました。中学生のときも、高校生のときも、大学生のときもそうでした。文字がいっぱい書かれたチラシがたまっていくと、何となく達成感がありました。結局、今も続いています。考えが煮つまったときは、チラシの表のほうを見て、「今日は何が安いかな~」「あっこれ買わなきゃ」と、いい気分転換になります。広告チラシの裏は、子供のころから、私にとっての自由帳というところでしょうか。

  

※左の写真は新聞記事のメモ、真ん中の写真はこのブログの下書きです。面倒くさがりの私は、右の写真のように、メモを書いたチラシを切り取って、そのままノートに貼り付けることもあります。