23/07/05 思春期保健教育講演会
今日のLHRの時間は、全学年で「思春期保健教育講演会」が実施されました。
講師としてお招きしたのは、熊本大学名誉教授で国内の婦人科腫瘍(しゅよう)治療のエキスパートでいらっしゃる片淵秀隆先生です。「人として生まれ、球磨で生きている奇蹟を考えてください-産婦人科、子宮、妊娠、がんのことをどのくらい知っていますか?-」というテーマで、ご講演いただきました。
前半は、タイトルにもあるように、産婦人科という科が人間の一生にかかわること、そして臨床医としての実践に裏打ちされた子宮や妊娠に関する知識をお話しされました。視聴覚室で講義を聴いている3年生に質問を投げかけたりしながら、より強く記憶に残るように説明をしてくださいました(1・2年生は教室でライブ中継)。
後半は、子宮頸がんについてのお話しでした。これもまた研究に裏付けられたデータをもとに、若年層における子宮頸がんのリスクや、それを予防するためのワクチン接種の重要性を話されました。
先生は、正しい知識で判断することが大切だということを強調されておられました。自分のいのちも、周りの大切な人たちのいのちも、さらに将来生まれるいのちも、すべて大切にできるよう、生徒の皆さんは「いのちの大切さ」をもう一度考えてみましょう!