2025年6月の記事一覧
【美術部】第9回全九州高等学校総合文化祭
13日(金)〜15日(日)、第9回全九州高等学校総合文化祭が沖縄県で開催され、本校から2MBの谷脇さんが参加しました。
13日(金)は開会式と生徒交流会Iが行われました。
開会式では、南風原高校の郷土芸能部の生徒による宮廷舞踊やエイサーが披露されました。
下の階に移動中、会場の沖縄県立博物館・美術館の天井からは自然光が差し込み素敵な空間が広がっていました。
続く生徒交流会Iでは、各グループに分かれ互いに自分の作品のプレゼンテーションを行いました。作者本人への質疑応答もあり、作品への理解を深める鑑賞会となりました。
発表後は互いに感想を書き、本人へ渡しました。
14日(土)は、首里城見学と生徒交流会Ⅱが行われました。
首里城見学では、沖縄の高校生がガイドを務め、戦時中に使われた軍司令部壕や、門や建物の建築様式などを丁寧に説明してくれて、沖縄の歴史について学ぶことができました。
散策中には美しい南国の植物にも出会うことができました。
午後からは漆喰シーサー作りに取り組みました。
2019年の首里城火災で焼け残った瓦を使って、漆喰と組み合わせてシーサーを作りました。
まずは土台作り。
次に瓦を重ねて口を作ります。
徐々に形ができてきました。
完成
15日(日)は、講評会と講演会が行われました。
講師は琉球大学名誉教授の西村先生です。
西村先生が特に印象に残った作品を紹介し、作品についての講評をされました。
その後、西村先生の講演会が行われ、現在携われている首里城再建の話などを聞くことができました。
これで全ての日程が終了となりました。
本大会では、違う環境で学ぶ生徒との交流を通して、新しい価値観や考え方に触れることができ、多くのことを学ぶことができたと思います。また、沖縄の歴史と文化に触れ、平和や自然、感性、そして自己探求という、多方面にわたる学びがありました。
沖縄の実行委員のみなさん、3日間本当にありがとうございました。