球磨工ブログ

防災教育学習「サバイバル飯炊き」:2学年

 3月17日(金)2・3限目を使い、2学年(168名)を対象に防災教育学習「サバイバル飯炊き」が実施されました。

 総合型コミュニティ・スクール及び学校安全総合支援授業として、また、令和2年7月豪雨を経験した生徒の防災意識の高揚と、地域と一体となった災害時の連携体制の構築を目的としたものです。自然災害時、電気やガス等のライフラインが使用できない際に温かい食事を作ることができる、空き缶や紙パック等を利用した「サバイバル飯炊き」を通して、ものづくりを兼ねた防災教育を学ぶものです。

 講師は、NPO法人くまもとあそびLABOの理事長、加甲賢聖 様で、各クラス教室のGoogleMeatで加甲様より挨拶及び本学習の目的等について説明があった後、各担任の指導のもと、空き缶2缶の加工を行い、3限目に飯炊き(一人お米80g)作業を行いました。飯炊きの後は、試食会でした。うまくできた生徒、芯が残っていて堅いご飯になった生徒、火力が弱すぎて炊きあがらなかった生徒もいましたが、ほとんどの生徒は、炊きあがったご飯をおいしく食べていました。

 実演の終わりに加甲様より講評があり、最後に防災副委員長の電気科2年髙田瑠生君(人吉二中出身)より、お礼の言葉がありました。

空き缶の加工の様子

空き缶の上部を缶切りで切取りる作業

空き缶の上部の切り取り終了

燃やす牛乳パックの裁断

完成! いよいよ『サバイバル飯炊き』作業の開始

ライターで火を付け、飯炊きスタート

どの科も慎重に、飯炊きを行いました

炊きあがったご飯の試食

意外とおいしく炊けたようです

講評をされる加甲様

お礼を述べる防災副委員長の髙田君

最後にきれいに掃除をする生徒達