鹿農日記

交通安全教室

11月2日(水)の5・6限目に交通安全教室を行いました。
今回はスタントマンの方に事故を再現をしていただき、そこから事故の原因について考えました。

関係各方面からご挨拶や自転車の安全利用に関するお話をいただいたあと
熊本県警様挨拶     本校校長挨拶

JAかもと様挨拶    自転車安全利用講習

いよいよスタントマンの方による事故の再現が始まりました。
<自転車どうしの事故→自転車と車の事故>


事故の原因がどこにあったのか、みんなで考えます。


並進・ながら運転・右側通行・ヘッドホンの使用などなど、たくさんの問題点がありました。
<自転車とバイクの事故>

自転車の一時不停止とバイクのスピードの出し過ぎが原因です。
<大型車による巻き込み事故>

原因は大型車で特に目立つ「内輪差」。後輪が前輪よりも内側を通ります。
生徒による体験が行われました。
信号待ちの時、いつも立つ位置はここ。

そこにコーンを置いてみると...

見事にひかれてしまいました。
信号待ちの時は道路際から3歩下がると安全です。

<自転車の信号無視による事故>

自転車は車の横を猛スピードですり抜けてきて、青信号で横断歩道を渡ってきた歩行者に衝突しました。
<傘差し運転による事故>

前が見えずに歩行者に衝突。逃げようとしたところに、もう一台の傘差し運転の自転車が...
<自動車のドアが急に開いたことによる事故>

自動車側の後方確認不足とバイクの注意不足が原因です。
<自動車の死角に入ったために起こった事故>

信号は青だったのですが、自動車のピラー(フロントガラスの窓枠)による死角に入ってしまい、左折車にはねられてしまいました。
死角とはどういうものなのか、自分の腕をピラーに見立てて体験します。

<自転車通行可の歩道を走っていての事故>

歩道を爆走し、歩行者を危険にさらしたあげく

交差点から出てきた自動車に衝突し、宙を舞いました。

これで交通事故の再現は終了です。
山鹿警察署交通課長様による総括のあと

交通委員長が交通安全の誓いと感謝の言葉を述べ、

スタントマンのみなさんには、お礼の気持ちを込めてシクラメンとラクトエースをお渡ししました。

今回、様々なシチュエーションの事故を再現していただきましたが、どれも私たちの身近で起こっている事故ばかりです。生徒の中には、同じような状況で危機一髪助かったという人もいるのではないでしょうか。
今回の経験を生かして、交通事故に遭わない、また交通事故を起こさないよう十分に注意してほしいと思います。

※今回の交通安全教室は、熊本県警様とJAかもと様のご支援により実現しました。貴重な学びの機会を与えていただき、ありがとうございました。