鹿農日記

2年生「くまもと理解研修」 in阿蘇

5月21日(木)2年生は、「総合的な探究の時間」で校外学習へ阿蘇に行きました。

熊本地震から10年。

当時の様子や復旧・復興の現状を肌で感じることで創造的な未来志向を養い、予定している台湾との交流会で本校や地域のことを理解し伝えるための活動として計画されました。

まずは、大きな被害を受けながらも復旧し、外国からも参拝客が多い阿蘇神社へ。

参拝し、文化財を見学した後、復旧の講話を聞きました。

昼食をとり、熊本地震ミュージアムKIOKUへ。

地震被害の大きさをガイドの方に説明してもらいながら展示物を見学しました。

熊本地震発生時は小学1年生だった生徒たち。

地震の記憶はほとんどなかったかもしれませんが、この学習で地震を振り返ることができました。

生徒は、真剣に講話を聞き、メモしたことをもとに自分の考えをまとめていました。

充実した研修となりました。

【以下生徒の感想を抜粋】

●阿蘇神社の境内に入ると、とても静かで落ち着いた雰囲気があり、自然に囲まれた景色も美しく、心が穏やかな気持ちにもなりました。また、建物のつくりや細かい装飾から、日本の伝統文化の素晴らしさを感じることができました。しかし、その一方で、熊本地震によって阿蘇神社が大きな被害を受けたことを知り、とても驚きました。実際に写真や説明を見ると、地震の揺れによって神社の建物が倒壊してしまったことがわかり、自然災害の恐ろしさを改めて感じることができました。長い歴史を持つ文化財であっても、一瞬で大きな被害を受けてしまうことに衝撃を受けました。地域の人々が「大切な文化を未来に残したい」という強い思いを持っていることが伝わってきました。私は今回の見学を通して、歴史ある建物や文化財を守ることの大切さについて深く考えることができました。

●最初に行った阿蘇神社では神主さんに楼門のことについて教えてもらいました。熊本地震で壊れた楼門を再建するときに、もともと使われていた素材を再利用し再建したことで木材の色や木質が違うものがあったりして驚きました。新しく使われた木が再利用した木と同じ大きさになるのは100年かかると聞いて自分が生きているうちには見られないと知り残念な気持ちになりました。

●ミュージアムで当時の映像を見たときに映像でもわかるくらい地震の揺れの強さや、過酷さが伝わってきて今は地震で起きた災害が忘れられるくらい熊本全体が復興し人々が協力するとなんでも乗り越えられるような気がしました。今回の学びを通して災害への対策、ちゃんとした知識、仲間と協力し助け合うことが大切だと感じ行けて良かったと思いました。

●熊本地震ミュージアムKIOKUでは、映像や展示を見て地震の恐ろしさ、怖さを改めて知ることができました。建物が壊れていく瞬間が動画に残されていてこれよりも大きなことが起こっていたと思うと本当に恐ろしいなと思いました。名前にもある「KIOKU」の意味がよくわかり、防災学習をしに行くよりも当時の記憶を残す場所なのではと思いました。復興は数年で終わるものではないし、戻らないものもある、人々の記憶も消えないし、いつかなおるものではないと感じました。過去の出来事ではなく今でもずっと続いていることだと実感しました。自分が住んでいる場所は、被害がなくてよかったではなく、いつどこで起きるかはわからないからもっと自分事としてこれからは生活していこうと考え直すことができました。