鹿農日記

【2年生】人権教育LHR

1限目のLHRで、「言わない・書かない・提出しない」取り組みについて学習しました。
まず、自分が入社試験を受けるとき、どこを見てもらいたいか考えます。

その後、昔使われていた社用紙を記入します。




「社用紙を書いてみて、何か違和感はありませんでしたか?」
「答えにくい質問はありませんでしたか?」
たくさんの意見が出されます。


このような質問は差別選考につながるため、現在は統一応募用紙が使用されています。その経緯について新聞記事で学習します。

それでも、面接試験において、違反質問がなされることがあります。
「この質問、答えるべき?答えないべき?」

理由とともに考えていきます。
「みんなが答えるべきことは、高校時代に自分ががんばってきたことだけ!」

自分に責任がないことと、思想・信条・宗教に関わることは書く必要はありません。また、それが自分や友人を差別選考から守ることにつながります。
感想をびっしりと書いている姿から生徒たちの意識の高まりが伺え、とてもうれしく思います。


今回の「言わない・書かない・提出しない」取り組みに関する学習を通して、また1つ、2年生の進路意識が高まったようです。