鹿農日記

思春期講演会

今日で2学期中間考査が終わりました。

試験最終日の午後を利用して、思春期講演会を行いました。

講師は熊本市の慈恵病院の助産師さん。演題は「未来ある君たちに伝えたいこと」です。

教頭挨拶

講演

お話はスライドを使いながら進みます。

お話は性行為の低年齢化とそれに伴う問題点から始まりました。

「愛してる 好き ってどういうこと?」生徒に問いかけがなされます。

私たちには両親(1世代前)が2人います。祖父母(2世代前)は4人、曾祖父母(3世代前)は8人、高祖父母(4世代前)は16人います。このまま数億年前までさかのぼると、どれだけたくさんの祖先がいるのでしょうか?

そのうちの一人でも欠けていたら、私たちは生まれてこられなかったのです。命って重たいです。

無事に生まれてくることができなかった赤ちゃんのお話もありました。

奇跡のような確率で卵と精子が出会い、お母さんも赤ちゃんも一所懸命に頑張った結果、生まれてくることができました。また、生まれた後もいろんな人に支えられながら、ここまで育つことができました。そんなあなたは、とっても大切な人です。そして、横にいる友達も大切な人なんです。

最後には、みんなに必ず訪れる「死」についてもお話があり、先生ご自身の辛い経験について語ってくださいました。

生徒代表謝辞 保健委員長

生徒の感想より

※みんなたくさんの感想を書いてくれました。ほんの一部をご紹介します。

「私を産んでくれた母、今まで育ててくれた家族に感謝して生きていきたいです。そして、これから友達、周りの人たちを大切にしていきたいです。自分も大切にしていきたいです。」

「(講師の先生の甥っ子さんが亡くなられたという話を聞いて)明日もその人が生きているとは限らないのだなと思いました。当たり前に感謝しようと思います。」

「自分たちが何億年前から受け継いだ命だということをきいて、一人一人がとても大切な存在であり、自分もそのうちの1人なので、大切にしていこうと思います。」