鹿農日記

【理科】天然酵母の分離に挑戦

3年生施設園芸科・バイオ工学科・生活科学科Cコースの生徒は、生物の授業でアルコール発酵について学んでいます。
その一環として、天然酵母の分離に挑戦しました。
まず、器具を煮沸消毒します。

その間に材料をしっかり洗い、切ったり


潰したり

準備をします。
今回生徒が農場や家庭から調達してきた材料は、ナシ・ブドウ・リンゴの3種類でした。
ガラス器具に材料と水、砂糖を入れ

ラップと輪ゴムでふたをしたら完成。


あとは毎日様子を見ながら、必要なお世話をしていきます。

今回は各自が調べた方法で分離に挑戦しているので、やり方はばらばらです。
同じナシでも皮だけを使ったり果肉だけを使ったり、ブドウでも粒のまま使ったり潰して使ったり。3種類の果物をミックスして使う生徒も。それぞれに工夫しています。
観察の結果はタブレットPCで記録をとり、レポートにまとめる予定です。




分離に成功したら、その酵母を使って顕微鏡観察やアルコール発酵の実験を行いたいと思っています。さらには天然酵母でパンを焼いて食べたいな、なんて夢も広がっています。
さあ、果たしてうまくいくでしょうか?