鹿農日記

【3年生】金銭トラブルに巻き込まれないために

6限目LHRの時間に、金銭トラブルに巻き込まれないための講座を受講しました。

講師は財務省九州財務局の専門調査員(多重債務相談員)の先生にお願いしました。


卒業を間近に控え、18歳・19歳に気をつけてほしい消費者のトラブルや多重債務のきっかけ、キャッシュレス決済で気をつけることなどについて話してくださいました。

◯成人直後の10~20歳代からの多重債務に関する相談が増えている。
◯ニーズとウォンツという考え方が大切です。
 それは必要なものですか?それとも欲しいものですか?
◯10万円を定期預金に入れると、1年後の利息は2円。
 10万円キャッシングすると、 1年後の利息は18,000円。
◯72の法則:72÷金利=お金が2倍になる年数
 キャッシング(金利18%の場合) 72÷18=4年で2倍
 定期預金(金利0.002%の場合) 72÷0.002=360,000年で2倍
〇キャッシュレス決済のメリット・デメリット
など、DVDや実体験を交えたさまざまなお話があり、生徒も真剣に聞いていました。





成人年齢の引き下げにより4月1日までに全員が成人となります。さまざまなことが保護者の同意なしにできるようになりなすが、その分責任が重くなります。また、社会経験が少ない新成人は多重債務に陥るリスクが高く、悪徳業者やマルチ商法のターゲットとなるケースも多く見られます。今のうちにしっかりと勉強しておくことが大切です。