鹿農日記

【理科】照葉樹と夏緑樹を比較しよう

3年生の生物の授業でバイオームの学習をしましたが、その中で照葉樹林・夏緑樹林というものがありました。この2つのバイオームは熊本にも発達するものです。そこで、実際に照葉樹と夏緑樹の標本を観察し、両者の違いを探してみました。
照葉樹:シイ・カシ・クス・タブノキなど

夏緑樹:ブナ・ナラ・カエデなど

※これらの標本は、熊本県博物館ネットワークセンターからお借りしたものです。

生徒たちは、近くから見たり


遠くから眺めたりして


両者の違いを探しました。
見つけた違いはタブレット端末で共通のシートに入力し、みんなで共有しました。




「照葉樹は夏緑樹よりも葉が厚い」
「照葉樹の方が葉が硬そう」
「照葉樹の葉はどれも形が似ている。夏緑樹は形がさまざま」
「夏緑樹の葉は緑がかっているが、夏緑樹はほぼ茶色で黄色のものがある」
「夏緑樹は葉脈が分かりやすい」
「夏緑樹は照葉樹と比較すると虫食いが多い」
など、さまざまな違いに気付くことができました。
これらの違いには何か秘密(意味)があるのでしょうか?さらに調べてみるとおもしろい発見があるかもしれませんよ。