鹿農日記

「取り木」の実習

生活デザイン科2年生の実習で、取り木の実践を行いました。

取り木?普段、聞き慣れない言葉かもしれませんが、親株の枝の一部を切り離さずに発根させて、新しい株にする方法。この取り木というのは「栄養繫殖」と呼ばれる植物特有の増殖法の一つです。

植物の葉や茎、根などを「栄養器官」と呼び、それらの部位を使って増やすので、「栄養繁殖」と呼びます。親株の茎や葉から増やすので、親株と遺伝的に同じものを大量に効率よく増やすことができる特徴があります。

今回はホンコンカポックという観葉植物を取り木に用いました。

取り木の一番のポイントは、「環状剝皮」(かんじょうはくひ)という作業。ここで、樹皮をきれいにはがさないと、新たな根が出てこず、取り木が上手くいかないのです…

 

 環状剥皮した後は、ミズゴケを球状に巻き、ビニールを巻いて水分の蒸発を防ぎます。

 

最後に、ひもで上下を結び、作業は完了です。

作業後、1~2か月程度で、ミズゴケの中に新たな根が見えるようになります。発根したら、親株から切り離して鉢に植えれば、増殖させることができます。

長く伸びすぎてしまった木本の観葉植物のリフレッシュにも応用できます。是非、試してみては?