鹿農日記

平和教育HR活動(1・2年生)

本日1限目、1・2年生合同で今年度の平和教育HR活動を行いました。

最初に、担当の先生からこの時間の目的についてお話がありました。

「今日9月11日は何があった日かな?分かる人」

何人もの手が挙がりました。

「アメリカで同時多発テロが起こった日です」

生徒たちが生まれる前の出来事ですが、ちゃんと知っていてくれました。

 

さて、この時間は「夏服の少女たち~ヒロシマ・昭和20年8月6日~」というDVDを視聴しました。これは1988年に放送されたNHK特集を再編集したもので、戦時下の13歳の少女たちが主人公です。戦時下ではありながらも女学生になった喜びをかみしめる少女たちのつかの間の青春をアニメーションで、残された家族の深い悲しみをドキュメンタリーで描いた作品です。

とても暑い中でしたが、生徒たちは頭を上げて、真剣に見入ってました。(画面はぼかしています)

 視聴後は教室にもどり、感想を書くことで自分の考えをまとめました。

~生徒の感想より~

〇DVD「夏服の少女」を見ての感想を書いてください。

・自分よりも若い命、そして夢や希望のある命が失われたと思うと心が痛くてたまりません。

・話の中で日記が紹介されていましたが、とても13歳の子どもが書くものには思えませんでした。子どもの無邪気さを戦争が奪っていたのだと思いました。

〇戦争・命の大切さ、についてどう思いますか。

・戦争は何もかもを消してしまう恐ろしいものだと思います。

・今の時代に生まれたからこそ、私たちにしかできない使命があると思います。次世代の人たちにそれを伝えていくことが使命なのかも知れません。 

〇命を落とすのは戦争だけではありません。自分や身の回りの人たちの命や心を大切にするために、あなたができることを書いてください。

・自分が周りの人にできる事は、その人の心を考え、どんなふうに話をするか、行動をするかを考えることだと思いました。

・人は希望や目標、夢をもっていないと生きていけません。自分の人生を楽しみ生きがいを感じてもらえるように、一緒にそれを探しに行くことが私にできることだと考えます。