【2年生】人権教育HR活動 平和教育
1限目に今年度の平和教育を行いました。今回は「夏服の少女たち」という作品を視聴しました。
この作品は第二次世界大戦末期に、建物疎開作業に従事しているときに被爆した中学生の記録を映像化したもので、遺族の談話を綴るドキュメンタリー映像と実話をもとにしたアニメパートで構成されています。
高熱でボロボロになった夏用の制服
投下された原爆を「何だろう?」と見上げる少女たち
焼け野原になった広島市
すでに見たことがあるという生徒も多かったのですが、とても真剣に見てくれました。
視聴後はHRにもどり、作品の感想や戦争に対する思いなど平和に対する自分の考えをまとめました。
<生徒の感想より>(一部抜粋)
○「夏服の少女たち」を見て、どんな感想をもちましたか。
・今、私たちは普通に生活をしていて、白いご飯を食べて、学校で授業を受けることができます。これがどんなに幸せなことかがとても分かりました。今の生活に感謝したいです。
・戦争が起こっている中で、とてもつらい事がたくさんあったはずなのに、強く生きようと、自分の夢に向かって頑張って生きようと前向きな気持ちをもっているのがすごいと思いました。
・戦争があっていたときは、服も自分が好きなものを着れなくて、授業も勉強より戦争の手伝いなどをしていて、戦争があると自分の自由がなくなっていくんだなと思いました。
○「戦争」について思ったことを書いてください。
・戦争が起こっていた時に生きていた人々の心の強さや優しさ、相手を思いやる気持ちなども改めて学ぶことができました。
・今、私たちには夢があり、そのために勉強しています。戦争は夢も、何もかも奪ってしまう本当に恐ろしいものだと改めて分かりました。
○「命の大切さ」についてあなたが思うことを書いてください。
・この世に必要とされていない人はいないという言葉に共感します。なんの罪もない人達の命を奪うことがどれだけ罪なのか、今回の学習で再認識しました。
・私たちは、生きるために生き物を食べています。ご飯を食べる前の「いただきます」、食べたあとの「ごちそうさまでした」の言葉を大切にしたいです。
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