鹿農日記

【3年生】差別選考をなくすために

3年生は1・2時限目を使って、差別選考をなくすための取り組みについて学習しました。

1限目は就職試験を行う企業用に作成されたDVDを視聴し、公正な採用試験について学びました。


DVD視聴後には、ハローワークからいただいたパンフレットや、先生方によるロールプレイングで理解を深めました。

面接官「お父様のご職業は何ですか?」
Aさん「父の職業は〇〇です」
Bさん「父は〇〇に務めています」
Cさん「・・・父は私が小さいときに亡くなりま   
    したので・・・お答えすることができま
    せん・・・」
このときのCさんは、どんな気持ちだったでしょうか。そもそも父親の職業は本人の資質とは無関係であり、聞くこと自体に意味がありませんよね。
違反質問には、こう答えます。
「その質問については、学校の指導によりお答えできません」

2限目は各教室にもどり、「言わない・書かない・提出しない」取り組みについて学びました。
かつて使われていた社用紙や、これまでの全国統一応募用紙を見ながら、差別選考をなくすための取り組みについて理解を深めました。




差別選考をなくすためには、一人一人が何がダメなのか、なぜダメなのかを理解し、答えてはいけないことには答えない、書いてはいけないことは書かない。それを徹底することが大切です。
それが自分だけでなく、友人をも守ることにつながります。