鹿農日記
【理科】酵素カタラーゼのはたらき
2年園芸技術科・生活デザイン科の生物基礎の授業で、酵素カタラーゼのはたらきについての実験を行いました。
カタラーゼは体内で生じた有毒な過酸化水素を分解する酵素で、肝臓に多く含まれています。この酵素の特徴を同じはたらきをする無機触媒(酸化マンガン(Ⅳ))と比較しました。
過酸化水素水(オキシドール)に生の肝臓片や無機触媒を加えると、泡が発生しました。火のついた線香を差し入れいると炎を出して燃え始めたことから、発生した気体は酸素だということが分かります。
(左:無機触媒 中:生の肝臓片 右:何も加えない)
次に過酸化水素水に煮た肝臓片や煮た無機触媒を加えました。すると、無機触媒の方だけ泡が発生しました。このことから、酵素は加熱によってはたらきを失うが、無機触媒ははたらきを失わないことが分かりました。
(左:煮た無機触媒 右:煮た肝臓片)
最後に過酸化水素水に塩酸や水酸化ナトリウム、蒸留水を加えてから生の肝臓片を入れ、pHによる酵素のはたらきの違いを調べました。
酵素カタラーゼは中性ではよく働くが、酸性やアルカリ性ではあまりはたらかないことが分かりました。(注・酵素の種類によって異なります。)
(左:酸性 中:アルカリ性 右:中性)
実験結果や考察は、端末に送られたプリントに記入していきます。
酵素の特徴、分かりました?
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