上天草高校の『いま』をお伝えします

令和2年7月豪雨災害地での生徒ボランティア活動

9月12日、19日、26日の災害ボランティア活動報告

 上天草高校の生徒有志のべ19人が、3週にわたって令和2年7月豪雨災害の被害があった人吉市の災害ボランティアに参加しました。

 上天草市社会福祉協議会様が運行するボランティアバスに市民の方と同乗し、3週連続(9/12、19、26)で活動を行いました。

 本校では、昨年12月に上天草市災害ボランティアセンター設置訓練を行っており、自分たちが住む上天草市の防災や発災後の動きなどを学んだところですが、今回は実際の災害ボランティアセンターがどのような動きをするのか、自然災害の脅威と災害が与える様々な傷の大きさに生徒たちも大変驚き、真剣に自分たちができることに取り組んでいました。

 様々な人と人の助け合いで成り立つ社会を感じてくれたのではないかと考えております。

 現在本校では、文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」の指定を受けており、地域とともに、地域を、地域の方から学んでいく授業の開発を推進しています。様々な人との関わり合いの中で、これから先の社会を生き抜いていける力を備えた、「上天草のリーダー」を育てていきます。

 

※上記の写真については、被災家屋所有者の方の御快諾により撮影をさせていただきました。

ありがとうアラン先生

朝のHRでは、ALTのアランホスエ・モンテス・アルカンター先生の退任式が行われました。

アラン先生には1年生を中心に英語の楽しさを教えていただきました。

海外の文化を伝えたいという思いで、ハロウィンのシーズンに生徒と一緒にマスク作りをしていただきました。生徒が楽しく授業に参加していたのが印象に残ります。

日本の文化を学ぼうと地域の活動にも参加をしていたようです。エイサーのグループに入り、ステージで発表したことも。

また日本のアニメにも関心があり、とくに「鬼滅の刃」がお気に入りだそうです。

いつも笑顔があふれ、授業以外でもとても人気のあった先生と別れるのは寂しいですが、母国に帰って新しい夢を実現するために頑張ってください!

本当に有り難うございました。

生徒から送られた、鬼滅の刃のイラストが描かれたメッセージ入りの色紙とお気に入りのメロンパンを手に、笑顔あふれるアラン先生。

(K#Amax)しろう部「しろう本」③~ラフ画の作成・取材の詳細立案~

しろう本の制作もより具体的になり、紙面の構成をラフ画として書き起こし、具体的な取材対象と必要な材料を検討しました。

いよいよ取材活動のスタートです!

参加者は初回と比べて積極的に意見を出し合うようになり、おもしろいアイデアが飛び交うようになりました。

今回もドキドキ!ワクワク!でした。

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高校生特派員vol.21

 上天草高校1・2年生全員が、地域の課題を解決する活動を行っています。

「宮津地区将来構想」
 上天草市が進める、宮津地区の将来ビジョン策定に上天草高校生が参画しています。

「天草しろう部」の活動
 来年は、天草四郎生誕400年。「天草四郎と上天草をもっとよく知ろう」を合い言葉に、市観光おもてなし課や熊日新聞社などと協働して、さまざまな活動に取り組みます。

 各分野の専門家の方をお招きして、お話しやご支援をいただきました。
 上天草に住みながら、あらたな発見や気付きをし、もっと知りたい!もっと考えたい!と思うようになりました。
 たくさんのアイデアが浮かんでいます。実現に向けて、地域の方々と共に頑張っていきます。

※広報上天草は上天草市公式HPにも紹介されています。

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人権教育(同和問題)職員研修

人権教育について職員研修が行われました。
今回の研修は「同和問題」についてです。

上天草市社会教育課地域人権教育指導員をされています舛本修先生をお招きし、
「関係法令と歴史から学ぶ同和問題」をテーマに御講演にただきました。

これまでの身分制度の動きや部落の歴史についてお話しいただきました。
同和行政の変遷では、1971年「解放令」から2020年「熊本県部部落差別の解消の推進に関する条例」まで、国内および熊本県の取組や法令等について、その内容や課題について説明をいただきました。

また、結婚差別やインターネットを悪用した人権侵害差別書き込み事例など、私たちの生活にも関係するかもしれない身近な問題についてお話しいただきました。

今回の研修でも、明治4年の「解放令」から150年も部落差別の解消を目指し取り組んでいますが、なかなか解消までには至っていません。
差別意識や偏見は、子どものうちに親や身近な人から聞かされた場合が多いと言われています。

家庭、職場、学校、地域社会が一体となって人権感覚をみがき、差別のない明るい社会づくりのために、大人が手本を示してやらなければならないと感じました。

まずは、研修を受けた我々職員が、様々な課題を解消するために、人権教育に取り組んでいきたいと思います。

第1学期終業式

本日は、第1学期の終業式です。

現在、新型コロナウイルスの感染が心配されております。
コロナウイルス感染防止による「3密」をつくらないために、校内放送による終業式を行ないました。

校長先生より、新年度早々の休校、家庭学習期間は生徒の皆さん、先生方も初めての経験。色々な学校行事等も中止又は延期となり、楽しい学校生活を送ることができなかったと振り返りました。そのなかでも、学習や進路に向けて一生懸命にがんばる生徒たちの姿に感心されたことを話されました。
今後行なわれる学校行事についても、上天草高校での生活の思い出づくりや何かをやり遂げる達成感を感じてもらうためにも、現在検討中であると説明されました。

最後に、明日からの夏休みの生活についても話されました。
これまでの夏休みの過ごし方と異なり、「不要不急の外出を控える」「マスクを着用する」「3密をつくらない」といった、コロナ感染症対策を徹底した新しい生活様式が求められます。

夏休みの期間もこれまでより短くなりました。(8/1~8/23)
短い時間かもしれませんが、有意義な生活を過ごし、元気に新学期をスタートしましょう。

令和2年度福祉科実習始め式

いよいよ福祉科の生徒の実習が始まります。

7月20日から始まる3年生の「形態別介護実習」を皮切りに、福祉科の生徒の現場実習が始まります。
本日は、実習生の実習始め式が行なわれました。

式の冒頭、校長先生より挨拶をいただきました。

「福祉」という2文字には「その人にとって望ましく、ありがたいこと」という意味があるそうです。今回の実習では、利用者様との触れあいの中で、相手のことを幸せにする手助けを考え、行動して欲しいと、実習生の生徒へ、激励の言葉が贈られました。

次に「誓いのことば」では、各学年の代表者から実習に向けた目標について発表がありました。

1年福祉科を代表した森さんからは、福祉を学び始めて日も経たず、初めての実習で期待と緊張で一杯ですと今の思いを語りました。施設の一日を体験しながら、福祉に携わる仕事の様子を学びたいと抱負を語りました。

2年福祉科地域福祉類型を代表した岩永君は、二度目の実習となります。先日から受講している「介護職員初任者研修」の実習として介護老人保健施設にお世話になります。研修で学んだ基本的な知識を生かしながら、より専門的な技術を高めたいと意気込みを語りました。

2年福祉科介護福祉類型を代表したのは松本君。「基礎介護実習」を学ぶために介護老人福祉施設でお世話になります。一年次の福祉体験実習で意識した「気づき」の観点から、今回は「根拠ある援助」を実際の場で学び、3年生になってからの形態別介護実習に結びつけたいと目標を語りました。

3年福祉科介護福祉類型を代表した杉本さんは、日頃の授業で学んだことや実習の中で身につけた知識や技術、介護家庭を実際に展開し、課題解決に向けた具体的援助の実践を目指したいと力強く誓ってくれました。また、実習生として謙虚な姿勢を忘れず、積極的な自己研鑽に努めることを誓いの言葉としました。


コロナウイルスの影響で実習が行えるのか不安でありましたが、地域の施設の方々のご理解とご協力によって、今年度も実施することができます。
生徒の皆さんには、多くの方々の思いを忘れず、しっかりと実習に励んで欲しいと願います。

○3年福祉科介護福祉類型『形態別介護実習』
 実習生...3年福祉科介護福祉類型生徒5人
 期 間...令和2年7月20日~8月6日(土日祝日を除く)※うち10日間

○1年福祉科『福祉体験実習』
 期 間...令和2年9月4日~9月16日※うち8日間

○2年福祉科地域福祉類型『介護職員初任者研修(実習)』
 期 間...9月4日~9月14日※うち6日間

○2年福祉科介護福祉類型『基礎介護実習』
 期 間...8月18日~9月14日※うち16日間

高校生特派員vol.20

先日紹介いたしました広報上天草の「高校生特派員」。
広報上天草令和2年7月号に「高校生特派員vol.20」が掲載されました。

今回の特集は、上天草高校ならではの学校設定科目である「K#Amax」の紹介です。
「K#Amax」と書いて、「ケイエイマックス」と読みます。

K#Amaxでは、上天草高校の生徒が地元の課題を解決するためのビジネスプランを開発することを目指す「起業家教育」に取り組んでいます。
地域の課題を知るために、地域の専門家の方からお話を伺ったり、地域住民の方々と話し合いの機会を設けたりと、この授業ならではの特徴があります。
地域の皆さん。私たちと一緒に困りごとを解決していきませんか。

※高校生特派員vol.20をはじめ、上天草市の情報満載の「広報上天草」は、上天草市ホームページに掲載されています。

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3年生個人写真撮影

履歴書用の写真撮影と卒業アルバム用の個人写真撮影が行なわれました。

まず1巡目は、証明写真撮影です。
就職希望の生徒の履歴書に必要なのが証明写真です。
冬服に着替えての撮影です。

前髪が眉にかかっていないか。
ネクタイが曲がっていないか。
リボンが斜めになっていないか。
など、生徒たちは鏡で確認、お互いで確認し合っていました。

2巡目は卒業アルバム用の写真撮影です。
学校生活の思い出をのこすのが卒業アルバム。
たくさんの笑顔で作り上げたいのですが・・・
緊張のせいかなかなか笑顔が出てこない様子。
カメラマンさんも、いろいろと声をかけながらの撮影だったようです。

地域協働だより第4号

本校が取り組んでいる「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」。
カリキュラム開発等専門家の元田先生による『地域協働だより第4号』が発行されました。

事業の内容やねらいについて紹介しています。
地域の皆様へ活動の様子を紹介するとともに、全国へ上天草高校の活動の様子を発信していきたいと思います。



人権教育LHR

7限目のLHR。全学年で人権教育LHRが行なわれました。

1年生のテーマは「仲間づくり」。
より良い人間関係を築くために、携帯電話やスマートフォンの使用についてどのようなことに気をつけなければならないかを考えます。

2年生のテーマは「自分らしく生きるために~異性愛や同性愛について考えよう~」。
性的指向や性自認のあり方について理解し、性的マイノリティの人々の存在を知ることや、お互いを尊重し合うことの大切さ、支援のあり方について考えを深めます。

3学年では「よりよい社会の形成者になるために適正な採用選考から考える」。
就職差別の実態を踏まえ、「言わない、書かない、提出しない」の取り組みについて考えます。

 

就職活動が本格化。頑張れ3年生!

本日は期末考査最終日。
生徒たちは最後の最後まで頑張っていました。

期末考査も終了。
明日は7月1日。
高卒採用をおこなう企業の求人情報解禁の日になります。
いよいよ就職活動が本格化します。
3年生は体育館で学年集会を行ないました。

進路指導部長の先生より、求人情報解禁の日について説明をしていただきました。
コロナウイルスの影響で、どの企業も採用意欲が減退するのではという不安があります。
そのなかでも、夢実現、進路実現のために努力していかなければなりません。

例年にはない緊張感と不安があるでしょう。
先生達は皆さんの進路実現のためにサポートしていきます。
一緒に頑張っていきましょう!

進路指導部長の先生から、最新の進路情報のお話しがありました。

真剣に話に聞き入る生徒たち。一緒に夢実現に向けた頑張ろう!

地域起業研究~アイデアの発想~

本日は「商品コンセプトの立案」について学びました。

商品コンセプトのキーワードは、「ターゲット」「シーン」「ベネフィット」です。
ターゲット:誰が使うのか
シーン:どのような場面で使われるか
ベネフィット:どのような価値や便益を提供するか
この3つのキーワードを元に商品開発がされています。


【簡便指向の主婦】
    +
【ほこりが気になるあらゆる場面】
    +
【水なしで気軽に雑巾がけができる】
    ↓
『クイックルワイパー(床ふきモップ)』

キーワードが分かっても、なかなかアイデアの発想にはつながりません・・・。
そこで、そこでたくさんの意見を出し合い、その中からヒントを見つけてみましょう!

~ブレーンストーミング~
 複数人でアイデアを出し合い、ユニークで新しいアイデアを生み出すことを目的とした会議手法のひとつ。
 自由な発想・意見を付箋に書き出し整理します。
 ルールは、「自由奔放」「批判禁止」「質より量」「便乗発展」の4つだけ。

~KJ法~
 貼られた付箋をグルーピングし、タイトルを付けます。そのグループの関係性を作図し、文章化しまとめていきます。

~アイデアマップ~
 紙の中心に書かれた具体的なテーマをもとに、関連した1次キーワードを書いていきます。次に1次キーワードに関連した2次キーワードを書いてアイデアをどんどん膨らませていきます。

~水平思考~
 論理や常識にとらわれず、様々な視点から考えることから新しい発見が生まれてきます。
 ○代用:別のモノでかわりができないか。
 ○結合:これまであったモノを組み合わせることができないか。
 ○逆転:これまでの常識を打ち破れ。
 ○除去:これまでのモノから外してみよう。
 ○強調:特化して突き詰めてみよう。
 ○並べ替え:順番を変えてみよう。

たくさんのアイデア発想法を学んだ生徒たち。
ペアやグループを組んでブレーンストーミングを行ないました。

各自、宿題で考えてきたアイデアに対して付箋を貼って意見を出し合います。


グループのなかには、付箋を貼るよりも次々と意見が出てくるところもありました。

またアイデアマップに挑戦しているグループもいたようです。
中心に書いたテーマからたくさんの枝分かれしている図を描いていたところも。どんどんアイデアが浮かんできたようです。

ペアやグループで話し合いを進めながら、きっとより良い商品が開発されてくれそうな予感がします。

 

学校運営協議会第1回全体会

令和2年度学校運営協議会第1回全体会が視聴覚室で開催されました。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)と言われるこの会議。
学校と地域住民・保護者が力を合わせて学校の運営に取り組むことで「地域とともにある学校」に転換するための仕組みです。
この制度を導入することで、地域ならではの創意や工夫を生かした特色ある学校作りを進めていくことが可能になります。

会のなかでは、昨年度の学校の取り組みを写真で紹介しました。
生徒が生き生きと活動をしている様子に、委員の方々も喜んでいました。
特に地域の活動にボランティアとして参加している生徒が多いことにお褒めの言葉と今後も協力をいただきたいとご意見をいただきました。

今年度の取り組みに関しては、コロナの影響によりなかなかイベントやボランティア活動が開催できないことを不安視する意見が多かったです。
情報会計科には上天草バザールの開催はできるのか。福祉科には福祉施設と連携した実習ができるかなどのご意見、ご質問がありました。

また、ICTを取り入れた新しい学習形態について、上天草高校の現段階の様子や今後の取組についてご質問いただきました。
コロナの影響で家庭学習の期間がありました。
学習支援として、インターネット(スマートフォンなど)を利用した学習教材の配信やYouTubeやzoomを使った動画配信などの新しい学習スタイルにも挑戦したことをお伝えしました。
これまでの学習形態とともに、新しい学習スタイルを研究していかなければならないと改めて感じました。

会にご出席いただいた委員の皆様

生徒会役員改選

本日7限目。新生徒会役員選挙が行なわれました。

会長1名。副会長2名。書記2名が選出されます。
立候補した生徒による演説が行なわれた後、体育館にて学年に分かれて投票になります。

選挙管理委員会から投票用紙を受け取り、上天草市選挙管理委員会様からお借りした記入台を使って投票用紙に○印のスタンプを押します。

押印後は、役職の書かれた投票箱に投票します。

投票後は、選挙管理委員の生徒による開票作業。
開票の結果、以下のように決まりました。

会 長 小﨑さん(2年)信任
副会長 野嶋さん(2年)信任
副会長 植田さん(1年)信任
書 記 濱﨑さん(2年)信任
書 記 松本さん(2年)信任

新しい生徒会役員が決定しました。
今年度は、コロナウイルスの影響で学校行事が中止または延期が検討されています。
演説のなかでも、学校生活の思い出を残せるような取組に頑張りたいと言っていました。
公約が実現し、楽しい高校生活を取り戻すことができるよう、新役員さんを中心に生徒の皆さんが張ってください。

楽しい学校生活を目指して!

リモートを使った主権者教育

主権者教育を開催しました。
上天草市選挙管理委員会より講師の先生をお招きし『将来の日本を支える皆さんへ』をタイトルに出前講座を行ないました。

前回の衆議院総選挙(H29.10.22)において、上天草市10代の投票率は県内2番目の低さという結果だったそうです。
全国でみても「選びたい政治家がいない」「興味がない」「面倒だから」といった意見が多く、投票率の低さにつながっているようです。

そんな高校生の声に対して、解決方法を説明していただきました。
「選びたい政治家がいない」⇒SNSを通じて政治家の活動をみてみよう!
「忙しいから」⇒期日前投票という制度を利用しよう!
「興味がない」「面倒だから」⇒政治が私たちの生活にどれだけ関係しているのか、考えてみよう!

若者が選挙に参加しないとどのようになっていくのか?
○投票率が低い若者より、投票率が高い高齢者に向けた政策を公約に掲げる候補者が増える。

 ↓

○若者に対する政策が少ないため、「投票してもしかたがない」と思い、さらに投票率が低下する。
【若者の政治離れ、選挙離れがさらに加速してしまう】
になってしまいます。

選挙は、国民が政治に参加する最も重要な機会です。
SNS等を利用して、社会問題や政治について身近に感じてみましょう。
有権者一人ひとりが選挙を理解し、日頃から政治や選挙に関心を持って、大切な一票を投じることが大切です。


また、今回はコロナ感染拡大防止の観点から3密を避ける取り組みを行ないました。
3年生は体育館。2年生は視聴覚室。1年生は武道場に分かれ、Web会議システムを利用したリモート講演会の形式を取りました。
体育館で講演している内容を各会場に中継しました。
初めての取り組みで回線が不調になる場面もありましたが、これからの集会の在り方や実施方法について考える良い機会となりました。

メイン会場の体育館

視聴覚室の2年生

武道場の1年生

 

広報特派員委嘱状交付式

1・2年生の有志8人が広報誌「広報上天草」の特派員として、上天草の魅力を発信します!

2016年度から上天草市より要請されて今年度で5年目。2ヶ月に1回ペースで、広報上天草の裏表紙を担当しています。

生徒は、学校の特色や取り組みを中心に、テーマ設定から取材や執筆、レイアウトまで担当しています。
若者目線で地域の魅力を発信することもテーマで、上天草のスイーツ店への取材や実食、漁業関係への取材を行なったことも。

今年度の特派員も、上天草の魅力をたくさん発信したいと頑張ってくれそうです。
地域の皆様。特派員が取材でお邪魔させていただくときは、宜しくお願いします。

上天草市長堀江様より委嘱状と激励のお言葉をいただきました。

特派員の皆さん。上天草の魅力をたくさん発信してください!

上天草プロジェクトⅠ~課題発見~

上天草プロジェクトⅠの活動が体育館で行なわれました。

本日のテーマは「課題を見つける」

各グループに分かれて、上天草での生活の中で困り感や問題点について意見を出し合いました。

各グループにホワイトボードを準備し、生徒が感じる困り感や家族の困り感などを付箋に書き出してホワイトボードに貼り付けます。

書き出した付箋をグループに分け、課題を絞っていきます。
そのなかから、それぞれのグループが取り組むべき課題が何であるかを話し合っていきます。

生徒たちは初めての取り組みで、最初はなかなか意見が出なかったように見えました。
しかし、1人の意見がきっかけで、私もそうだったと思いだし、次から次へと積極的に意見を貼り付けてました。

日常には当たり前の生活過ぎて、なかなか「困り感」を感じないものです。
しかし、自分の生活を振り返ってみると、課題はたくさん見つかるものなんですよね。

本日発見した課題を中心に、課題解決に向けて研究を深めていきます。

 

地域起業研究~市場調査~

本日の地域起業研究。テーマは「市場調査」です。

お客様を幸せにする商品を開発することが目標で取り組んでいます。
先週からの宿題として、商品開発のアイデアを考えてきてもらいました。


家族にインタビューをして、新商品のイメージが出てきました。
でも、その商品は本当に求められる商品なのでしょうか?
例えば、新しいお土産作りを考えた場合..
「既に同じようなモノはないの?」「どんな人に買って欲しいの?」「観光客って、どんな人たちをターゲットにしているの?」「いくらで売るの?」などなど、実際に商品を開発するためには、たくさんの課題をクリアしなければなりません。

そこで、お客のニーズを的確かつ詳細に把握し、ニーズを満たす商品を開発するために市場調査を行ない、テーマの証明または修正が必要になります。
市場調査では、商品市場と消費生活に関する情報の収集・加工・分析をおこない、
 ①アイデアの評価
 ②アイデアの創出
 ③開発の意志決定
などを行ないます。

今日の授業では、生徒が考えたアイデアに対して、他の生徒から貴重な意見をもらい改善策を考えるワークショップを行ないました。

生徒たちは、アイデアに対する疑問点や意見を付箋に書き込み、アイデアシートに貼り付けていきます(アイデアの評価)。
回収したアイデアシートに貼られた付箋を確認し、改善策や今後の見通しを考えます(アイデアの創出・開発の意志決定)。

たくさんの付箋が貼られている生徒もいましたが、それは今後の展開次第ではこれまでにはない新商品が開発されるかもしれません。
貴重な意見を分析し、バリュープロポジションを追求した商品を開発しましょう!

地域起業研究~上天草の特性を活かした商品開発~

「上天草の特性を活かした新商品の開発」をテーマに地域起業研究の授業が行なわれています。

前回は授業の内容について説明が行なわれましたが、今回は商品開発に必要なキーワードをもとに進められました。

キーワードは「商品開発の主役はお客様」。
商品開発は、お客様を幸せにする手段として、何を商品として開発するかが重要になります。

誰に向けての商品開発なのかを設定するためには、「バリュープロポジション」と「ブルーオーシャン」考え方が大切になります。

バリュープロポジションとは、顧客がお金を出してでも購入したい理由。
顧客は「自分が欲しい」という商品に「その商品しかない」という自社だけが提供できる魅力を加えることが大切なのです。
商品開発では、顧客がお金を出す理由を創り出さなければなりません。

ブルーオーシャンとは、ライバルのいない海(市場)ということ。
みんなが欲しがる商品は、みんなが売りたがります。
多くの企業が参入し、ライバル達と激しい競争(レッドオーシャン)が生まれます。
そこで、新たな顧客に対して、ライバルが提供できない価値を創り出すことが重要になります。
ブルーオーシャン戦略では、みんなにうけるモノではなく、
 ①ターゲットを絞る
 ②今あるモノから何か減らす
 ③今あるモノに何か加える
といった、「今までにない」「他には提供できない」モノを考える必要があります。

例えば、新しいお土産を開発するとしても、既存の商品にまねたモノでは魅力を感じません。
この授業では、新しい魅力を創り出すことが大切になるんですね。