令和5(2023)年度

男子棟 点呼シリーズ①

写真:1枚 更新:2023/11/09 学校サイト管理者

11月6日から初めての現場実習に向かうに1年生に、2・3年生からアドバイスをしてもらいました。少々、お堅いお題だったので発言が少ないのではと心配していたのですが、結果は逆でした。日頃は人前に出て話したがらない生徒たちが積極的に自分の体験・経験をもとに1年生に貴重な助言をしてくれました。彼らから出たアドバイスは、 ① とにかく、休まず出勤する。 ② 遅刻は厳禁。 ③ あいさつやお礼をきちんと言う。 ④ 言葉遣いに気をつける。 ⑤ 相手の目を見て会話をする。 ⑥ ミスをしたら素直に謝る。 ⑦ 実習先での仕事が、自分のやりたい仕事かどうかを考える。 ⑧ 実習が終わり家に帰ったら、必ず学校に電話をする。(帰着報告) など、全部で13のアドバイスをしてくれました。⑧の帰着報告については「僕は忘れたことがあって、○〇先生から叱られた(^^; 」と皆を爆笑させる場面もありました。 いつもは陽気な発言が多い彼らですが、どのアドバイスも非常に的確で、実習に対して非常に真剣に向き合っていることを確認できました。 先輩たちのアドバイスを受け、1年生は2週間の実習をしっかりと乗り切ってくれると思います。

男子棟 点呼シリーズ②

写真:1枚 更新:2023/11/17 学校サイト管理者

男子棟 点呼シリーズ② 「人間は脳の働きによって生きていること」を下の図を使って説明しました。図を見ると、とても堅い話に見えますが、「性欲」にフォーカスを当てて話をしたので生徒たちは興味を持って聞いてくれました。授業のようにならないよう雑談風に話を進めるよう心掛けました。 スマホが普及したことで、未成年が性に関する情報を簡単に手に入れることができるようになりました。その情報が正しく健全であれば良いのですが、残念ながら営利や目立つことが目的のものが散見されます。その結果、女性に対する間違った認識を持つ生徒が増えているように感じます。また逆に「性に関心があることは悪いことだ」と性欲があることに罪悪感を抱く生徒も一定数いるようです。こういう生徒たちに、正しい知識を提供した上で自らをコントロールする術を身に付けさせることは大人の義務であると考えます。 脳は図中の「1 思考脳」「2 情動脳」「3 反射脳」からできていると言われています。話のポイントは次の通りです。 ① 人間の脳は3層構造になっていて、性欲や食欲は「2」の部分にある。 ② 「お腹が空くから食べる」のではなく、「食べさせるためにお腹が空く」ようになっている。 ③ 同じように「人類が滅びないようにするために」、性欲が出てくるようにプログラムされている。 ④ 性情報に興奮を覚えた時や理性と葛藤した時には、「お、プログラムが起動したな」と1歩引いて自分を客観視し、どういう行動をとるべきか冷静に判断してほしい。 性欲は必要なものですが、適切にコントロールされなければなりません。そのことを「脳のメカニズム」の視点から説明しました。一人でも多くの生徒が機に応じた行動をとることができればうれしく思います。

男子棟 点呼シリーズ④

写真:1枚 更新:02/28 学校サイト管理者

点呼シリーズ③で紹介した「求む 有言(ゆうげん)実行(じっこう)男!」に3人の生徒が有言実行男に認定されました。「1500m走で5分を切る」「アルバイトをして弟にプレゼントをする」「ギターで1曲弾(ひ)く」の3つの目標が達成されました。どの目標も中・長期的な努力が必要な内容なので、本当にコツコツと良く頑張ったなとうれしく思います。 下の写真は点呼でギターを披露(ひろう)しているところです。大きな手拍子をもらいながら気持ちよく演奏できたようです。さらに、演奏後は触発(しょくはつ)された数人の生徒が先輩のギターを手に取り、慣(な)れない手つきで弦(げん)を弾(はじ)いていました。一人の生徒の努力が、それを目(ま)の当(あ)たりにした複数の生徒に良い影響を与えることができたようです。小さな事でも良い、自分で決めたことをコツコツと継続することの素晴らしさを感じてほしいと願っています。