一高の四季
2011年
夏空に映える花。葉の付け根に暗紫色のむかごを作ります。
芝生等の背丈の低い草地に生育する小型のラン科の多年草。花が花茎のまわりにらせん状に巻いているのでこの名がついています。右巻きと左巻きの両方があります。生物準備室前で。
旧1年10組横のビオトープ内のミニスイレン。6月22日には熊本市で今年最高の33度を記録し、今年一番の暑さになりました。ミニスイレンがとても涼しげでした。
色鮮やかな紅白の雄しべが特徴的なネムノキが咲き始めました。ルリアゲハが蜜を求めて留まっています。武道場横で。
北アメリカ原産のモクレン科の常緑高木。泰山木。校内に咲く最大の花。大木になるので、下からはなかなか撮影しにくいのですが、本校では管理棟横にあるため、2階から容易に撮影できます。
宙玉(そらたま)レンズと呼ばれるもので撮影したガクアジサイとセイヨウアジサイ。
ガクアジサイは日本原産で、これを改良したものがセイヨウアジサイです。写真は中心部に見られる両性花を拡大したもので、雄しべの葯に水滴がついて輝いていました。
日中の気温が20℃を下回り、冷たい雨が降り続きました。アジサイも鮮やかさを増しています。
6月5日、熊本を含む九州北部地方が梅雨入りしました。平年並みで昨年より7日早い梅雨入りとなりました。生物準備室前ではツユクサが日陰で涼しげに咲いています。花弁は2枚のように見えますが、下に半透明の花びらが1枚あり、全部で3枚です。雄しべは6本ありますが、上段の3本はπ型、中段の1本はT型で受粉には関係していません。下段の2本が通常の雄しべで花粉が形成されます。
生物準備室にあるハエトリグサに花が咲きました。北アメリカ原産の代表的な食虫植物。英名のvenus flytrap(女神のハエ取り罠)は葉の縁のトゲを女神のまつ毛に見立てたところからきています。