一高の四季

2011年5月の記事一覧

梅雨入り間近

九州南部や中国・四国地方はすでに梅雨入りしました。熊本も連日、梅雨らしい天候が続いています。梅雨入りも間近と思われます。

ヌマムラサキツユクサ

ムラサキツユクサに比べて草丈も花も小形です。ムラサキツユクサが洋風の派手な雰囲気なのに対し、本種は花の色も淡い紫色で、和風の清楚な感じがします。

オオカナダモ

アルゼンチン原産。生物の実験材料としてよく使われています。日本には雄株のみ帰化していますので、写真は雄花です。生物準備室前で。

ミヤマキリシマ

花期は過ぎてしまいましたが、ミヤマキリシマが開花しました。株の高さが10センチ程度とあまり大きくなっていません。

テイカカズラ

定家葛。筒状になった花弁が5つに裂けてねじれ、プロペラ状に咲きます。セミナーハウス下の崖や体育館横の石垣にたくさんからみついています。

クスノキ

4月当初の落葉が終わり、5月になると、雪のように白い花が降ってきます。拡大して見ると、とてもかわいい花です。

ユキノシタ

白い5枚の花弁のうち、上3枚が小さく、下2枚が長いという独特の形をしています。生物準備室前で。

ムラサキツユクサ

北アメリカ原産で観賞用で栽培されています。おしべの毛(写真左下)は細胞が一列に並んでおり、写真でも1個1個の細胞を確認することができます。生物第1教室前で。