学校生活/SCHOOL LIFE

2023年7月の記事一覧

刈払機の講習会を行いました!

7月31日に、阿蘇清峰校舎で刈払機取扱者特別教育講習を行いました。参加者は農業食品科とグリーン環境科の1年生。さらに、阿蘇校舎の事務の先生も3名参加されました!この講習を通して、安全にかつ正しい使い方で、これからの実習も頑張っていきます!

(美術部)熊本県高等学校写生大会 特選受賞!

7月22日(土)は熊本市動植物園にて県内の美術部生による写生大会が行われました。

本校美術部からは6名が参加し、合計で472名の大人数の参加となりました。

日差しのきつい中でしたが、9:30の開会式後から15:30終了まで集中して風景画の制作を頑張りました。

25日(火)に審査が行われ、全体で40点のみ選ばれる最高賞の特選に本校から3点が選ばれました。

また、準特選にも1点が選ばれ、計4名が入賞することができました。

特選の作品は10月に行われる熊本県高校美術展にて展示される予定です。

「特 選」 「特 選」

3年 平井君

葉を食べているシフゾウが描かれています。

頭から背中に向けて難しい構図でしたが背中が

良く描けています。また、胴体に入った灰色が

美しいです。後ろの柵の描き方も上手です。

3年 市原さん

鹿系の動物の絵です。画面をはみ出す迫力と

鮮やかで豊かな色彩が大きな魅力です。

少し空想的であり、見た人の目を引きつける

強い魅力があります。

「特 選」 「準特選」

2年 髙戸君

初めての動物画で戸惑いもあったようですが、

色彩の鮮やかさと背景の白黒の対比、

そして単純化された像の形が印象深い

不思議な力強さを感じさせます。

1年 長谷野さん

イギリスを代表する現代画家のピーター・ドイグを

思わせるような青と緑のミステリアスな絵です。

まだ少し形の甘さは1年生なのでありますが、

一生懸命描いたことが伝わってきます。

 

 

人権教育の取り組み

 本校の1学期の人権教育の取り組みを紹介します。阿蘇校舎では6月に人権講話が実施されました。テーマは「自分を見つめ、綴り、語り、つながる子どもたち」~部落差別をはじめあらゆる差別をなくす反差別の仲間づくり~ でした。講師は熊本県人権教育研究協議会顧問 森山英治先生です。森山先生からは今までの子どもたちとの出会いと仲間づくりについて、差別についてなど、たくさんのお話をお聞きしました。差別やいじめのない社会づくりのために私たちは何をすべきか、どのようにして人とつながっていくべきなのかなど、それぞれの人が自分のこれまでとこれからを考える貴重な機会となりました。他にも、3年生は、就職活動に向けて「言わない・書かない・提出しない」取り組みと統一応募用紙について学習しました。1・2年生は阿蘇市人権作文集「かけはし」の原稿として、夏休み中に自分自身に向き合い、家族との暮らしをみつめ、友人とのつながりをふりかえりながら、人権に関わる課題について作文を書くことになっています。

 

中学生体験入学(阿蘇清峰校舎)

7月24日は校舎別で中学生体験入学が開催されました。

多くの中学生に参加していただきありがとうございました。

阿蘇清峰校舎では学校概要説明や、農業食品科・グリーン環境科・社会福祉科の学科説明を代表生徒が行いました。

全体会の風景

 

 全体会の後は、希望する学科に分かれて体験実習を行いました。

農業食品科グリーン環境科社会福祉科

 

 

1学期終業式

7月20日、両校舎の生徒・教職員らが阿蘇清峰校舎第一体育館に集まり、1学期終業式が行われました。校長講話では「自ら 気づき 考え 学び 行動する」という教育スローガンの「気づき」という部分に焦点をあて、スライドを使って話をされました。

表彰式・推戴式も行われ、温かな拍手が送られました。2学期始業式は8月28日(月)に阿蘇校舎で行われます。

産学連携による施工実習(環境デザイン類型)

7月18日、3年グリーン環境科の環境デザイン類型が産学連携による施工実習(1回目)を行いました。今回の内容は「現場視察・測量・グループワーク(計画立案)」です。

この取組は「春牧農場牛舎出入口の水はけが悪く、常にぬかるんでいる」という課題に対し、牛の病気予防・ケガ防止といった観点から、「類型で学んでいることを活かして課題を解決したい」という生徒たちの考えから始まりました。

アドバイザーとして熊本県建設業協会阿蘇支部青年部会より役員6名に来校していただき、わかりやすく丁寧な助言をしていただきました。ありがとうございました。

生徒たちは「現場に来てみて、想像よりも水分量が多くて(工事が)大変だと思った。」「なにがどれくらい必要なのか考える段取りが難しい。」など感想を述べていました。

次回は9月8日(金)、重機を使っての掘削やコンクリート打設などの実習を行う予定です。楽しく・安全な実習を心がけ、課題の解決を目指します。

認知症サポーター養成講座(「家庭基礎」阿蘇校舎1年生)

 家庭基礎の「超高齢社会を共に生きる」という単元の学習の一環で、「認知症サポーター養成講座」を受講しました。講師は阿蘇市社会福祉協議会・阿蘇市包括支援センターの宮村様と種子田様です。中学生の時の講習内容をふまえた内容を設定していただき、認知症への理解をさらに深めることができました。

(生徒の感想)・初めて知ることが多くてびっくりした。・認知症には色々な症状があるのでその症状を理解して対応することが大事ということを知りました。もし身近に認知症の方がいたら理解してあげて寄り添ってあげたいです。・今まではお世話をしている人たちが一番つらいと思っていたけど、結局は本人が一番つらいんだと思った。もっと高齢者を大切にして自分の周りの人もそのような人がいたら大切にしていこうと思った。・高校生という立場で聞くと、今までと違う視点で聞くことができた。他の人を焦らせないようにするために、ゆっくり話すようにしたい。・認知症の人へ持っていた偏見をなくしていける人たちが増えるといいなと思いました。  

阿蘇校舎売店(BUYTEN)活性化3

HPには掲載していませんでしたが6月7日からスタートした、総合ビジネス科3年生の「阿蘇校舎売店(BUYTEN)活性化」の取組みは毎週水曜日に継続して行われています。今週の木曜日で1学期を終えることから、生徒たちが取扱商品の中で2学期まで持ち越さない方がよい商品をどうするかを検討した結果、今週は本日と明日売店をオープンすることになりました。どのようにしたらお客様(在校生)に来てもらえるのかを、今回は価格に特化して考え、感謝の気持ちを込めて少しでもお客様が購入しやすいような価格設定をしました。明日はクラスマッチがあるため、飲料水関係をメインに販売します。

クリエイトハイスクール事業(2年総合ビジネス科)

 7月14日(金)の午後から2年総合ビジネス科が専門学校 イデアIT阿蘇を訪問しました。到着後に施設見学と3年生のクリエイトハイスクール事業の際にもお世話になった鈴木様より学校の概要説明を受けました。

 概要説明後は、海外から勉強をしに来ている学生と交流を図るため、事前準備していた中国、ネパール、インド、ミャンマーの母国語を少しずつ使いながら自己紹介をしました。その後は、「教育と社会」「学歴は必要か」などのテーマをもとにグループディスカッションを行いました。最初は緊張した様子もありましたが、すぐに打ち解け2題目のテーマのときには笑顔を見せながら積極的に意見交換をすることができました。生徒の感想には、「他の国の方と自国に違いが有ることを常に考えて、意見を否定しないようにしたい」「それぞれの考え方などは違ってくるし、日常生活でも相手と意見が全く一緒ってことはないから、相手の意見を理解した上で自分の意見も主張して相手の意見を全否定しないようにしたい」など書かれており、色々な視点からの話が聞けて有意義な時間を過ごすことができたことがうかがえました。

令和5年度城東地区生徒図書委員研修会を開催しました。

7月14日(金)に、阿蘇校舎図書館で城東地区生徒図書委員研修会を開催しました。

城東地区の五つの高校(阿蘇中央、大津、小国、翔陽、高森)の図書委員会が集まり、

各校の活動状況などを発表し、情報交換をするものです。

今回はゲームを通じた読書推進活動をされている高倉暁大さんをお迎えし、ご講演いただきました。

高倉さんの司書としてのこれまでのご経験と、実際に図書館で行われたゲームに関連したイベントについて興味深いお話しがあり、参加者も熱心に聞いていました。

また、「図書館たほいや」というゲームを実際にプレイしながら、言葉について面白く学ぶことができました。

「図書館は本を含めたいろいろな情報を提供する場所。まず図書館で場をつくり、ゲームをしながらいろいろな交流を持ち、情報交換をして、よりよい人生を送ってもらえるように」という高倉さんの思いを伺い、より楽しく、おもしろい学校図書館づくりをしていきたいと気持ちを新たにしました。

両校舎の図書委員会は協力して準備と運営を担当することができ、充実した研修会となりました。