R6年度「高等部の日々の様子」

R6年度「高等部の日々の様子」

高等部2年生の修学旅行

 2泊3日の修学旅行は、天候にも恵まれ、予定通りの日程を無事に終えることができました。初めて訪れた海遊館やUSJ、大阪城では、生徒たちが目を輝かせて楽しむ姿がとても印象的でした。また、集団行動や点呼などを自らが行う姿に大きな成長を感じました。事前学習で学んだことを現地で実際に見たり聞いたりする中で、学びを深めるとともに貴重な体験をすることができました。

高等部1年家庭科校外学習「余暇活動」

 11月15日(金)に地域資源の活用を通して、仲間と楽しむ余暇の過ごし方を学ぶことを目的に「天草ボウリングセンター」と「あましんスタジアム」にて校外学習を行いました。ボウリングセンターでは靴やボールの借り方、レーンでのマナーを確認して、ゲームを楽しみました。「あましんスタジアム」では、 競技種別の練習場や大会設備の見学、ゲートのミストや遊具・トレーニングルームの機器の体験をしました。とても有意義な一日となりました。

高等部1、2年生 現場実習

 高等部1、2年生は、10月15日~25日の9日間、現場実習期間でした。

1年生は初めての実習で緊張した様子もありましたが、一人一人の持てる力を発揮して、最後までやりきることができ

ました。2年生は3回目の現場実習となり、前回の反省を生かしながら、目的を持って臨む姿が見られました。今回の

実習で学んだこと、感じたことを大切にしながら、これからの日々の生活も頑張っていきます。

 実習を受け入れていただいた事業所、企業の皆様に、心より感謝申し上げます。

高等部3年校外学習「竜洞山みどりの村キャンプ場」

 10月24日(木)に総合的な探究の時間で、新和町にある竜洞山みどりの村キャンプ場にて校外学習を行いました。当日はピザ窯体験やバーベキュー、3年生で考えたレクリエーション、竜の穴見学などを行いました。ピザ窯体験やバーベキューでは、グループ内の友達と役割分担し、協力しながら取り組むことができました。移動中のクイズ大会やレクリエーション等も盛り上がり、思い出に残る一日となりました。

令和6年度 天草支援学校高等部「スポーツフェスティバル」

 10月5日(土)に令和6年度天草支援学校高等部の「スポーツフェスティバル」を開催しました。1年生は「天支制覇」、2年生は「つかめ勝利」、3年生は「一心同体」の横断幕を掲げ、それぞれ得意な種目を選び、戦略を練りながら一人3種目に挑戦しました。結果は、総合優勝が2年生、準優勝が3年生、そして3位が1年生という結果でした。昨年度に引き続き、2年生が2連覇を達成しましたが、2・3年生の成績は僅差で、代表戦にまで持ち込まれる激しい戦いが展開されました。1年生も得意種目の「ダッチャ」で1位を獲得し、先輩たちに一矢報いることができました。生徒たちが一生懸命に取り組む姿や、仲間を応援する姿が印象的で、学年を超えた絆も深まった一日でした。保護者の皆様の応援と参加ありがとうございました。

高等部1年校外学習「シードーナツ・天草青年の家」

  9月19日(木)に「総合的な探究の時間」の学習で、シードーナツと天草青年の家に行ってきました。

 シードーナツ見学では、グループに分かれ、天草青年の家から出題された水族館クイズに取り組みました。日ごろ

見ることができない魚に興味津々、間近で見るイルカに感動しながら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

その後、天草青年の家へ移動し昼食をとり、天草のきれいな海と山々をバックに記念撮影しました。そして、千巌山の

展望所を目指して急な坂を登りました。体力がある生徒は更に上の展望所を目指していました。集合や移動など集団行

動もスムーズで、笑顔いっぱいのとても楽しい思い出に残る一日になりました。

「第2回現場実習(3年生)」

9/9(月)~9/20(金)にかけて、3年生の現場実習を実施しました。これまで、社会の中で自立し、自分にあった生活をしていくため、卒業後の在り方についてたくさん考えてきました。高等部3年間の学びと決意が、それぞれの働く(生活する)姿に表れたことを嬉しく思います。

令和6年度こだま会「茶話会」

 8月2日(金)に令和6年度天草支援学校こだま会「茶話会」を行いました。前年度の卒業生が集まり、互いの近況を知る機会として令和5年度から開催しています。2回目となる今年度は、仕事など様々な都合により参加することができない卒業生もいた中で、令和5年度の卒業生14名、保護者7名が参加されました。久しぶりの再会で緊張していた卒業生の表情も、顔を合わせると和らぎ、卒業生同士、保護者、教員との話に花が咲きました。近況報告では、働くことの大変さや楽しさなど、卒業後のリアルな現場の実情について、自信をもって報告する卒業生の姿にとても感慨深いものがありました。また、会の後半の感想発表では、「楽しかった。」「また、集まりたい。」「このような場を設定してくださってありがとうございます。」などの言葉を聞くことができました。母校での再会を明日からの糧に変えて、またそれぞれの居場所で頑張っていってほしいと思います。

       

高等部2年生 美術「花火をつくろう」

 美術の授業では、カラフルな手芸用の糸を、色のバランスを工夫しながら規則的に組み合わせていきました。「福祉まつりに向けて2年生の共同製作を完成させ、地域みんなの心を揺さぶろう」を合言葉に、花火をテ-マにした作品を製作していきました。一人一人役割を分担しながら活動し、土台作りや小さな花火作りを行いました。また、全員で一つの特大花火作りにも取り組みました。その出来映えに息を呑む生徒もおり、すばらしい作品が完成しつつあります。最終的には額の中にそれぞれの作品をまとめていく予定です。

「天支球(アマシダマ)」で上天草高校野球部にエールを!

 高等部では、令和4年度から天草地区の高校野球部の硬式野球ボール補修に取り組んでいます。糸のほつれた硬式野球ボールの糸をすべて抜き取り、新品の糸で縫い直していきます。時間はかかりますが、一球一球丁寧に仕上げています。野球部のみなさんの役に立てるようにと、みんなで力を合わせて頑張ってきました。

 今年度生徒会を中心に修繕ボールの名前を検討し、「天支球(アマシダマ)」に決定しました。マークのAsは、天草支援の頭文字を、その横にバットとボールを並べました。そして背景は、「天支魂」の炎をイメージしています。

 今年度は上天草高校野球部から、約90球の修繕が必要なボールを預かりました。生徒会活動や校内実習で天支球製作に取り組み、6月末に44球を納品しました。製作の様子やメッセージ動画も作成し、天支球とともに応援の気持ちを野球部のみなさんへ送りました。天支球を使って練習し、試合で活躍してもらえることを楽しみにしています。