学校生活(芦高ブログ)

芦高ブログ

修学旅行(2日目)

修学旅行2日目は震災学習を中心に行いました。複合災害等の教訓から「持続可能な社会・地域づくりを創造・探求する」福島県オンリーワンの新しいスタディ・ツアープログラム、ホープツーリズムを体験しました。このツアーで東日本大震災・原子力災害伝承館、請戸小学校、大平山霊園等を見学しました。「忘れない どんな記憶が 残ろうと 未来へ紡ぐ かつての記憶」(鳥江さん)。復興半ばの福島県の現状を「見て」「聞いて」、色々考えることがあったと思います。「大地震 皆の思いが 揺らされる 忘れることなき 3,11」(大竹野くん)。今回のツアーに参加して福島県が抱える人口減、高齢化、地域の衰退等の問題は、自分たちが住んでいる地域の問題そのものであることを実感しました。「福島の 被害の大きさ 驚いた 熊本からも 応援してる」(中尾さん)。福島の復興の姿から、生徒自身が自分のあるいは自分たちの「ホープ(希望)」や「幸福」が何なのかを考えるきっかけになったと思います。「初めての 東京の夜景 友達と 心に映す 光たち」(中野さん)。福島での学習を終え、東京に向かいました。

修学旅行(1日目)

2年生の修学旅行は、結団式における吉本さんのすばらしい挨拶から始まり、早朝にもかかわらず、多くの先生方に見守られながら学校を出発しました。鹿児島空港を出発し「1日目 初の飛行機 胸が浮く これからの旅 わくわくするぞ」(森下くん)風が強い中でのフライトでしたが、羽田空港に無事到着。バスで福島に移動しました。宿泊先のスパリゾートハワイアンズでは、「アロハシャツ 夏の赤に染まって 南国よ 外に出たなら 東北よ」(福田さん)南国気分を満喫しました。夜には「暗闇で 踊る塊 きらびやか 鼓動早まる ファイヤーショー」(才藤さん)「ポリネシアン 新たな文化 体験す 磨き上げられた 動き美し」(高峰くん)ポリネシアンショーを見学しました。

 

パラスポーツ体験会(福祉科)

「障がい」について理解を深め、支える側の人材育成を目的とした「パラスポーツ体験会」を実施しました。

今回は、座って行う「シッティングバレー」と視覚に障がいがある方が行う「ブラインドサッカ(5人制サッカー)」、フリスビーに似た「フライングディスク」を体験しました。

   

どの競技も難しく、なかなかうまくいきませんでした。それでも生徒は学年関係なく、声を出して教えあったり、いいプレーには歓声が上がりました星

  

  

  

この体験をとおしてパラスポーツの魅力を感じ、さらに競技者の支援や大会運営に携わる業務に興味を持つ生徒が増え、そういった輪が広がることを期待します。

講師の先生方、関係の皆様、ありがとうございましたハート

生徒は「とても楽しかった」「またやりたい」と感想を述べていました笑う

 

交流体験事業(1年福祉科)

現在、熊本県が進める「介護職員確保支援事業」を水俣市と協力して取り組んでいます。

その一つとして、今回、水俣市の「渕上クリニック」さんと「グループホームゆうゆう」さんを訪問しました。

リハビリ支援やレクリエーションなど、利用者様とコミュニケーションを図り、交流を深めましたにっこり

 

福祉科では「介護実習」として施設で学ぶ機会はありますが、どうしても緊張してうまくいかないことも少なからずあります。

今回は普段の学びを生かす機会として、教室とは違った表情で利用者様と接しており、生徒も楽しみながら取り組んでいました。

  

今後もこのような体験がたくさんできると、自分の夢を描きやすくなるかもしれませんね星

関係の皆様、ありがとうございました。

クリスマスのフラワーアレンジメント(農業科)

今年もたくさんのアレンジメント

講習会を行いましたピース

12月16日 今年最後のアレンジメント花丸

テーマは「クリスマス記念日

ドライフラワーなどを使い

クリスマスを彩るキャンドルを

つくりました

小さな花材をグルーガンで

接着し、可愛くデザインキラキラ

素敵なクリスマスをピース

 

日本赤十字救急法講習会を受講しました!(2年福祉科)

 12月11日(月)~13日(水)の3日間、2年福祉科の生徒が日本赤十字社「救急法」講習会を受講しました。1日目の「基礎講習」では、学科のほか、手当の基本・人工呼吸や心臓マッサージの方法・AEDを使った救命法などについて学びました。全員が真剣な態度で臨み、「赤十字ベーシックライフサポーター」の認定を目指して、学科試験や実技試験をがんばりました。

   

 2・3日目は「救急員養成講習」を受講しました。日常生活における事故防止や三角巾を使った止血の方法や骨折などの場合の固定の方法などを学びました。また、救急搬送の方法や災害時の心得などについても学ぶことができました。生徒たちは初めて使う三角巾に四苦八苦しながらも、お互いに教え合いながら、技術を習得していきました。

   

 最後に学科と実技の検定試験を受け、3日間の受講を終了しました。3日間という長丁場の受講でしたが、欠席者もなく、全員が最後までやり抜くことができました。

 講師の先生方、3日間大変お世話になり、ありがとうございましたにっこり

外国人技能実習生との交流(福祉科1•2年生)

11月29日に福祉科1•2年生と熊本市南区の特別養護老人ホーム天寿園で働く外国人技能実習生との交流会を実施しました。
天寿園は2019年からミャンマーの技能実習生を受け入れられ、現在11名が働いているそうです。交流会では、そのうち4人の実習生が来校され、日頃の仕事やミャンマーについて紹介していただきました。

その後は、グループに分かれて高齢者介護について感じたことや、夢などなどを互いに話し合いました。
 子どもと関わる仕事に就きたい や 高齢者一人ひとりにあった健康にいい料理を作りたい 

生徒はそれぞれ自分の将来について、話をしました。

技能実習生の方は、「介護福祉士の資格を取りたい。来年1月に介護福祉士の国家試験を受けます」と話していました。

   

いつか、どこかの福祉現場で再会できることを楽しみに、それぞれ夢に向かってまた頑張ろうと誓い合いました!

最後にミャンマー語で「チェーズベー」(ありがとう)

 

VR認知症体験会①(1年福祉科)

「VR認知症体験会」を実施しました。講師は千葉県にある(株)シルバーウッドの大野様が務め、すべてオンライン配信での授業でした。

1年生は、レビー小体型認知症の症状の1つである幻視体験をしました。

  

介護者から「車から降りますよ。足を外に出してください。」と日常の声掛けシーンですが、幻視症状があるときは、高いところから飛び降りを指示されているように感じるそうです。実際にゴーグルを装着しそのシーンを体感すると、悲鳴をあげて座り込む生徒もいました。

また、帽子掛けが人に見えたり、充電コードが蛇に見えたりと、その人を”一人称”で体験しました。

認知症は単なる記憶障がいだけではないことを学び、互いに「どんな声掛けをしてほしいか」などその人の立場になって、考えることができました。

  

VR認知症体験会②(3年福祉科)

1年生と同様、オンラインでの体験会を実施しました。

39歳で若年性認知症と診断を受けた方の診断を受けてから前向きに一歩を踏み出されるまでを忠実に再現されたものをVRゴーグルを装着して体験しました。

  

周囲の人間関係の大切さや認知症がある方に何ができるのかを具体的にイメージしながら学びました。

後半は「看取り」について体験しました。

ゴーグルを装着し、介護者の視点に立ち、実際の事例を疑似体験し、適した最善策をグループ討議しました。

 

「自分だったらどうするか」
看取りを経験したことがない介護職は、看取りに対して不安感・恐怖感を抱えていることが多いそうです。

VRで疑似体験し、意見を交わしながら「死に向き合う覚悟」について学びました。