天敵農薬について学ぶ
野菜専攻生は昨年度から、IPM(総合的病害虫管理技術)について実践的に学んでいます
昨年度はトマト栽培で喫緊の課題であるトマトの黄化葉巻病の原因であるオンシツコナジラミの
天敵としてタバコカスミカメを温室内に放飼し、病気の発生を抑えるなど効果を上げることができました。
黄化葉巻病は八代地域でも多発していることから、八農も栽培計画に地域の取り組みを
遵守し取り組んでいることから高い評価を得ています
また今年度はイチゴ栽培で天敵利用を検討してたところ、
八代地域振興局の椙山参事様より、熊本県の天敵利用状況などを教えていただける機会をいただきました。
11月中旬にミヤコカブリダニを放飼する計画でしたが、
実際にお話しを聞くことができ、事前学習がしっかりとできました
今後は、ナスやメロンの栽培でも天敵を活用していきIPMの取り組みを通して
農林水産省の「緑の食料システム戦略」を目標に野菜専攻生はこれから本格的に実践していきたいと思います
11月12日の八農祭(農産物販売実習)ではIPMの管理技術で栽培したミニトマトやハクサイやメロン
を販売しますので、ご来場をお待ちしております!!