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【定】人権教育DVD鑑賞会

総合的な学習の時間を利用して、日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」を鑑賞しました。この作品は昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いたドキュメンタリー・アニメです。上映時間25分の間、生徒たちは真剣な表情で鑑賞していました。北朝鮮によって多くの人たちが不当に連れ去られ、安否すら分からない状態が続いている拉致問題。政府間の交渉はおこなわれていますが、全容解明には至っていません。被害に遭った人たちは自由な人生を奪われ、そのほとんどが家族のもとへ帰ってくることができずにいます。なかなか状況が進展しない今、私たちにはどのようなことができるのか。人権教育を通して幅広い人権感覚を身につけ、思いやりの心を育む機会とするとともに、この作品を鑑賞したことで拉致問題を身近に感じ、国際的な人権に関する諸問題にも目を向けてくれることを期待しています。