九州青年美術公募展で最優秀賞(文部科学大臣賞)受賞!

「第48回九州青年美術公募展」が、11月17日~23日に大牟田文化会館で開かれました。最高賞の文部科学大臣賞には、本校3年生、勝俣美祐さんの「infection(感染)」が輝きました!

「誰か一人の人に執着したり、依存したりする内面と向き合い、自分をモチーフに描いた」というこの作品。

 

キャンバス一面には牛乳パックをすいて作った紙が貼られており、落ち着いた色あいも含め少し和風な印象を受けます。しかし、近づくとラメがキラキラと輝いていて、そこにも勝俣さんの工夫が光っています。

また、牛乳パックには色がついているので、作品とうまく合うように、納得のいくまで何度も場所をかえた、とのことでした。

 

作品を作る上で考えていることは、「他のたくさんの作品の中に、埋もれない作品をつくること」「少なくとも過去の自分の作品には絶対負けないこと」だそうです。

勝俣さんは、いつも真剣な表情で作品と向きあい、何時間でも黙々と制作に取り組んでいます。上の言葉も、聞いて納得したように思えました。

 

将来の夢は、「楽しく、自分が夢中になれるものをやっていければ良い」とのこと。

また、「誰かに憧れられるようなことを成し遂げてみたい」という勝俣さん。

その目標はアーティストとして達成するのか、はたまた思いもしないことで達成するのか、

いずれにせよ将来が楽しみです。これからも頑張ってください!