Q2 苓北支援学校に通っている人は、どんな学習をしていますか?
本校には、小学部、中学部、高等部があります。さまざまな年齢の人が学んでいます。
 本校には、隣にある「重症心身障害児(者)施設 はまゆう療育園」や自宅から学校に通って学習する児童生徒と、はまゆう療育園や自宅に教師が出向き、そこで学習する児童生徒がいます。
 ※ 訪問教育では、
気管切開をしていたり人工呼吸器を装着したりなどして、学校に登校して学習することが難しい児童生徒の家庭や隣接する「はまゆう療育園」に教師が出向き、一人一人に合った学習に取り組んでいます。

 本校の児童生徒は、障がいがとても重かったり2つ以上の障がいがあったりするなど、一人一人の障がいの状態がちがい、できることや得意なこと、また、できないことや苦手なことなども一人一人ちがいます。

 そこで、本校では、自立活動という学習の時間を中心に、歩く学習やいろいろな姿勢を保つ学習、手を使って物を握ったり動かしたりする学習など、児童生徒一人一人に合わせた学習を行っています。具体的な学習の内容や学習の様子は、『学習の紹介』をご覧ください。
 ※自立活動とは、障がいによっておきる、学習や生活の中での「できないこと」や「苦手なこと」が、よりよくできるようになったり、できる環境を整えたりして、将来、自立して社会に参加する力を身につけるための学習の時間です。
 また、トイレに行ったり、着がえをしたり、あいさつをしたりするなどの基本的な生活習慣を身につける学習、合同運動会や苓北じゃるじゃるカーニバルなどの学校行事に向けた学習も行っています。