施設紹介

 
 山伏塚(やんぼしづか)
 
 大津高校の体育館脇にある山伏塚の由来は、高校三回卒阪本義信氏によると、天正13年(1585年)に遡る。戦国時代、薩摩を本拠とする島津氏は九州制覇をもくろみ、東嶽城(現大津町日吉神社の社地)などの当時大津・菊陽を支配している合志氏の防御戦を突破。白川を越えた島津軍との激戦は、現菊陽町中心に繰り広げられ、おびただしい屍を残し、島津軍の勝利に終わった。戦いが終わり生き残った里人は、敵味方にかかわらず厚く埋葬し、阿蘇の山伏に供養を頼んだという。恩讐を超えた里人の思いは、今も山伏塚として大津高校の校庭にひっそりと時を刻んでいる。山伏塚の名は、大津高校同窓会「関東やんぼし会」「関西やんぼし会」「福岡やんぼし会」にとどめている。また、山伏塚を抱くように広がる大椋は、大高生の憩いの場を提供し、その活躍を山伏塚とともに見守っている。
 
 鈴木茂夫初代校長像
 
 鈴木初代校長像は、校門入って左側にあり、昭和27年に建立された。鈴木茂夫初代校長は、大正12年3月熊本県第一師範学校教頭より本校校長に就任し、昭和6年まで8年間校長を努めた。その間、アメリカへの半年間の外遊を行うなど日本の教育の発展に尽力し、確固たる本校の基盤を築いて下さった先生である。また、大正12年からの卒業生は、2万1千人を超え、鷹揚会同窓会を組織している。その名の鷹が飛び揚る姿に、文武の道を以って天下に雄飛せんとする私たちの理想を表している。このように、歴代の先生方や同窓の皆様に見守られ、大高生は毎日元気に登校している。
 
 江藤繁雄翁頌徳碑
 
 校門を入って右側に笑みをたたえ本校の発展に自愛の眼差しを注いでおられるのが、昭和27年に除幕された江藤繁雄翁頌徳碑である。江藤翁は、大正12年、大津中学設立期成会会長として、多大な私財を投じ、大津高校創設に尽力された功労者である。大津高校は創立から多くの地域や保護者の皆様から支えをいただいている。本校の教育に理解を示し、物心ともに協力を惜しまず、本校発展に地域あげてのご支援に感謝いたします。
 
 図書室
 
 図書室は、管理棟3階(職員室の上の階)にあり、大高生が休み時間や放課後に、自己の感性を磨く場として活用しています。授業でも、各教科はもちろん「総合的な学習の時間」の調べ学習や自己の進路に関する学習にも活用されます。また、美術コースと協力し展示会などのイベントも開催されています。蔵書数は3万3千冊以上で、地域の皆さんも利用することができますので、大津高校にいらした際は、ぜひお立ち寄り下さい。
 
 美術棟
 
 校門を入ってすぐ右側にあるのが美術棟です。美術コースの生徒が中心になって利用します。中には制作室や職員室、ギャラリーがあり、ここでさまざまな傑作が生まれてきました。毎日遅くまで明かりが燈り、作品製作に余念がありません。毎年本校美術コースの生徒作品を展示する「陽美展」もほとんどが、ここ美術棟を使って行われます。
 
 理科棟
 
 理科棟は3階建ての教室で、昭和61年に完成しています。3階が化学教室、地学教室。2階が物理教室、1階が生物教室です。その他に理科Ⅰ、Ⅱ教室があり、実験や講義が行われます。それぞれの準備室に理科の先生方が常駐され、理科に関する質問や進路の相談に応じています。
 
 家庭科棟
 
 家庭科棟は、校門から入って左側にあります。1階が調理実習室、2階が被服実習室で、1年から3年(選択)までの生徒が実習や講義を受けます。調理実習はお昼休みに試食が行えるように配慮され、昼休みに料理を持って担任の先生の所へ向かう風景画よく見られます。1階に準備室があり、放課後被服の課題を行ったり質問や進路相談に生徒諸君がよく訪れています。
 
 体育館
 
 平成11年に完成しました。体育の授業や生徒集会、卒業式、入学式なども行われます。全校生徒が入場しても前後左右ゆったりと余裕があります。放課後は、バスケットボール部や新体操部、体操部、バドミントン部、バレーボール部、卓球部、ボクシング部が活動をしています。
 また、体育館横にトレーニングルームがあり、ここで科学的なトレーニングを行い、筋力を高めます。1階には体育教官室があり、気軽に先生方に運動や競技に関する指導を受けることができます。
 
 武道場
 
 体育館と同じく平成11年に完成し、柔道場、剣道場があります。武道の授業では、剣道か柔道を選択し、それぞれ武道の時間にここで汗を流します。放課後は柔道部、剣道部が練習を行い、3学期のクラスマッチでは、個人戦が行われ大いに盛り上がります。
 
 グラウンド
 
 大津高校には、グラウンドが第1、第2、多目的グラウンドと3箇所あり、体育の時間などその用途により使い分けています。第1グラウンドが最も広く、体育の授業やチャレンジ大会のスタートなどに利用されます。朝や放課後、サッカー部や陸上部の練習が行われます。300mのトラックをとることもでき、体育大会のメイン会場となります。第2グラウンドは、野球グラウンドです。少し狭いですが放課後は野球部が使用します。多目的グラウンド(第3グラウンド)は校舎とプールの間にあり、体育の授業やサーキットトレーニングなどに利用されます。
 
 パソコン室
 
 パソコン室には、44台のパソコンが常備され、1年生の「情報の科学」の授業で使用されます。ワードやエクセル、パワーポイントなどのソフトを利用し、また、授業での疑問や進路に関する情報をインターネットで利用することができます。授業以外でも、昼休みや放課後の使用ができます。
 
 セミナーハウス
 
 セミナーハウスは、昭和62年に「大翔館」の名で完成しました。1階は、小研修室と大研修室があり、調理室ではチャレンジ大会の時保護者の皆さんがあったかい豚汁を作ってくれます。2階は宿泊室が2部屋あり、勉強合宿や部活動の合宿など広く利用されています。
 
 視聴覚室
 
 視聴覚室は、階段教室で約100名収容することができます。100インチプロジェクターやDVDなど視聴覚教材を提供します。ビデオ鑑賞や授業などで利用します。また、夏の課外や土曜セミナー、大学の先生方を招いた特別講義にも利用される教室です。
 
 音楽室
 
 教室棟の3階にあります。大津高校での芸術の選択は「音楽」と「美術」と「書道」で、この三つの教科に分かれて授業を受けます。音楽では、合唱、ピアノ、リコーダなどで自分を表現し、美術では、絵画の世界で自分を表現します。
 
 進路指導室
 
 進路指導室は、進学と就職の二部屋に別れ、それぞれ専門の先生方が、進路に関する相談を受けたりアドバイスを行ったりします。常に2人以上の先生がいらっしゃいますし、進路に関する書籍もそろえられており、生徒諸君の夢の実現が身近なものとなっています。
 
 教室棟
 
 教室棟は2棟あり、1学年8クラス、全校24クラスです。全教室冷暖房完備で、北側教室棟には、3階までエレベータも設置されています。窓が多く廊下まで明るい雰囲気になっています。ホームルームを中心に、大津高校の施設を利用し、自己の力を高めることを目標に、日々大高生は進化していきます。