ICTを活用した教育活動の推進

(1)  情報教育の目標

 本校は、熊本県教育情報化推進基本方針(令和3年3月)のもと、第三者機関の「日本教育工学会」による「学校情報化認定制度」にて令和3年11月に優良校として認定され、令和6年3月には再認定を受けた。(認定期間:令和6年4月1日~令和9年3月31日)学校情報化に関する現状チェックから見えた課題である「学習の定着のためのICT活用」「ICTの基本的な操作の習得」「情報活用能力の育成・評価」「プログラミング教育」「児童生徒の情報モラルの育成」及び「業務改善・効率化」について重点的取組月間を設け、具体的方策の提示及び校内のニーズに基づく研修の充実によりICT活用の推進を図る。

(2)本校の情報教育における育成を目指す資質・能力

 世の中の様々な事象を情報とその結び付きとして捉え、情報及び情報技術を適切かつ効果的に活用して、問題を発見・解決したり自分の考えを形成したりしていくために必要な資質・能力を育成する。

(3) 情報化に向けた取組

 ア 情報教育の推進(ICT活用推進、情報活用能力の育成、情報モラルの育成)

イ プログラミング教育、情報モラル教育等の授業実践の活性化:取組月間の設定

ウ 電子情報及び個人情報の適切な取扱い

エ 情報機器の管理徹底

オ ホームページによる情報発信の充実

カ 教務支援システム“賢者”の運用面のサポート体制の確立

キ 保護者連絡システム(すぐーる)の運用管理

(4) 情報化の体制

 情報管理においては、情報を取り出しやすくするとともに、クラウドによる情報管理と校内LANDisk(共有フォルダ)による情報管理を区別化し、保有している情報及び情報機器の適切な運用管理を徹底し、セキュリティ事故、紛失等の事案が起こらない体制整備を推進する。

 推進体制においては、研修の充実及び機器管理の徹底を図りながら、関係分掌部と連携し、目標の共有、組織内連携、継続的な取組の共有等により推進体制を構築する。