(6)6次産業化人材の育成とモデルケースの構築

農業の6次産業化球磨地域視察研修

 地域農産物を加工し、出荷されている湯前町の株式会社クマレイとあさぎり町の株式会社あさぎり・フレッシュフーズで視察研修をしました。

株式会社クマレイ
○湯前町のタケノコ加工場をJAくま出資で平成16年に設立された。
○冷凍ホウレンソウ、サツマイモペースト、栗ペースト、大学イモ等を生産している。
○地域農家と契約して材料を調達、加工している。
○旬で安全なものを消費者に届けている。
○加工場内の衛生管理は徹底している。
○売上げを伸ばすことで地域農家や従業員の収益を上げることを目標としている。




株式会社あさぎり・フレッシュフーズ
○旧岡原村給食センターを活用して作られた。
○タケノコ、サツマイモ、クリ等を加工している。
○需要は多く、生産したものは営業の必要なく売れる。特にクリは全国、海外からの需要もあり、今後さらに伸びていく可能性がある。
○球磨人吉の材料で不足するときは、熊本県産、九州産の農産物を原料としているが、売上げ価格は安くなる傾向がある。
○食品衛生面の徹底を図っている。