2020年12月の記事一覧
育友会合同委員会の中止について
〔 12月25日付で関係役員の皆様に送付しました内容について、掲載します。〕
寒冷の候、皆様におかれましてはますます御清祥のこととお喜び申し上げます。また、本校教育活動並びに育友会活動に御理解と御支援を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、10月に合同委員会延期の御連絡を致しましたが、12月11日の理事会で新型コロナウイルスの感染拡大を受け再検討し、今年度の合同委員会は実施せず、その代替として2月にアンケートの形で年間反省や今後の育友会活動についてのご意見をいただき集約することと致しました。皆様のこれまでの御経験や新たな発想等を頂き、次年度の育友会活動に生かして参りたいと思います。また、頂戴しましたご意見は、取りまとめて3月の理事会で共有する予定です。
何卒、御理解を宜しくお願い申し上げます。
11.28 育友会役員研修
今年度、御船高校育友会は熊本市内・上益城郡の高校21校の所属する中央地区PTA連絡協議会の幹事校となっており、中でも一番の行事である「指導者研究大会(10.31計画)」については7月から二役を中心に準備を進めてきましたが、県内のリスクレベルが引き上げられたことで直前に中止となりました。
そこで、大会にかかるご縁をいただき、大会の基調講演をいただくことになっていた「後藤コーヒーファーム」(南阿蘇)の後藤至成オーナーのファーム訪問と熊本地震の震災遺構をめぐる役員研修を実施しました。震災後、農業を通して地域復興を目指す後藤オーナーの農業や地域への熱い思いに一同聞き入り、質問も相次ぎました。阿蘇でコーヒーを栽培する逆転の発想に感じ入るとともに、ハウス内で実る赤いコーヒーの実、バナナやパパイヤ、パイナップル等を見学させていただきました。
育友会マイクロバスで御船から益城を抜け、南阿蘇へ、長陽、立野、河陽を通り、震災遺構「数鹿流崩れ」や震災遺構「旧東海大学阿蘇校舎」を訪問し、俵山・西原村を抜けて帰校するコースで、雄大な阿蘇というよりも、一帯でなおも継続して行われる大規模な熊本地震復旧工事を目の当たりにしながら熊本の過去・現在・未来を考えさせられる時間でした。
役員にとってはコロナ禍における検討や協議を重ねることが今年度の主な活動となり、このような実地的な研修は今年初めてとなりましたが、子どもたちのこと、地域の可能性、学校の力など多角的に考えることのできた有意義な一日となりました。