保護者の皆さんと共に ~ 育友会(PTA)総会開催

 

   4月20日(土)の午前、御船高等学校の育友会(PTA)総会を開催しました。多くの保護者の方々に参加いただき、総会を行い、続いて各クラスに分かれて学級懇談会、そして午後には新役員さん方の会議が開かれました。総会での冒頭の校長挨拶を次に掲げます。

 

「本日は育友会総会に御出席いただき、誠に有り難うございます。

   本校は、4月8日に180人の新入生を迎え、全校生徒534人で今年度をスタートしました。ロボットをはじめものづくりの面白さを追求する電子機械科、音楽・美術・書道を通して創造性と感性を磨く芸術コース、幅広い学びの中から自らの進路と夢を探していく普通科。御船高校はテクノロジー(技術)とアート(芸術)の両翼をもつ総合力ある全日制高校です。職員全員が教育的情熱をもって、生徒一人ひとりの豊かな可能性を引き出すことに全力を尽くします。

 また、本校は「開かれた学校づくり」に努めます。保護者の皆様をはじめ地域の方々が学校行事等に大勢足を運ばれ、生徒の活動を応援していただきたいと願っています。一方、学校の方からも積極的に学習成果を地域社会及び県全体に向かって発信し、御船高校の魅力を伝えていきたいと思っております。

 なお、来る5月12日(日)に体育祭を実施します。テーマは「一意奮闘 ~  新時代をかける船高の風 ~」です。生徒会を中心に生徒たちが主体的に準備に取り組んでおり、全校練習も本格的に始まりました。どうか、ご家族で御観覧くださるよう御案内申し上げます。

 最後になりますが、お子様のことで何か気になることがありましたら、遠慮なく担任や学年主任、または部活動顧問などに御連絡いただきたいと思います。ご家庭は、やはり生徒諸君にとって寛げる居場所であってほしいと思います。不満や愚痴、弱音を聞いてあげてください。3年前の熊本地震でもクローズアップされましたが、悩みやストレスを自分一人で抱え込まずに、友人、家族、専門家に援助を求める力こそ、現代に生きる私たちには必要だと云われます。私たち職員も、生徒の変化を見逃さないよう注意し、「気付き、寄り添い、つなぐ」の姿勢で、ご家庭と密接に連携を取っていきたいと思います。

    保護者の皆様の願いと学校が目指すものは同じだと思っております。本校の教育活動への御理解と御支援を改めてお願いし、挨拶といたします。」